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三銃士/マネーボール [映画]

あ~あ、また途中まで書いた記事をまるっと消してしまった・・・
リンクを探しながらあちこちたどっていたら、ソネブロを誤って閉じてしまったのさ。。。
気を取り直してまた書き直すこととします。(T_T)

11月は映画を5本観ました。(うち新作映画は2本のみ)
今までの最高記録ではないでしょうか。^^


1本目は、三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船


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<あらすじ>
アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が映画化した3Dアクション。17世紀フランス。パリにやってきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアンは成り行きで三銃士の仲間となり、国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り戻すためイギリスへ。しかし、そんな彼らの前に事件のカギを握るバッキンガム公爵と正体不明のナゾの美女ミレディが立ちはだかる。主人公ダルタニアン役に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン。バッキンガム公爵を演じるオーランド・ブルームが自身初の悪役に挑む。(映画.comより)

たまたまポッカリと時間が空いたので観た映画でした。
アクションあり、ロマンスありの定番の冒険活劇でしたが、なかなか面白かったです。
最初は頼りなかったダルタニアンも、話が進んでいくうちに逞しく成長していく姿が今後に期待を持たせます。
王妃の侍女とのラブロマンスも含めて。。。
実はオーランド・ブルーム目当てというのもあったのですが、期待以上に良かったですね。
途中飛行船がどうしても海賊船に見えてしまい、例の映画とかぶるのが困りましたが。
もちろん続編もあるのでしょうが、いつ公開になるかはオーリー&ミラの悪役コンビのスケジュールによるのではないでしょうか?


2本目は、マネーボール


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<あらすじ>
メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)、ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。「シンドラーのリスト」のスティーブン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚本を担当した。(映画.comより)

スポーツって意外にお金がかかるんですよね~。
しかもプロ野球球団なら尚更です。
お金がないから勝てない、という悪循環から脱するためのデータ野球も受け入れられない。
周りの批判に怒りを感じながらも、勝利のためには非常な手段を取るGM。
離れて暮らす娘との交流は、彼の疲れた心をどれだけ癒したことか。
娘にはつらい自分の胸中を決して明かさない、ブラビの演技がとても素敵。
残念ながらハッピーエンドとはいかなかったけれど、余韻を残す終わり方も良かったですね。
「マネーボール」というタイトルも皮肉が効いていたと思います。

12月も観たい映画がたくさんあるのですが、やることもあるのでどれだけ観られるか・・・

午前十時の映画祭


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ライフ いのちをつなぐ物語 [映画]

前回の記事からすっかり間が空いてしまいました。(モラタメ関連の記事を除く)
もしかして忘れられてたりなんかして・・・?[がく~(落胆した顔)]

先月は映画を2本観たのですが、残る1本の紹介を忘れていたので忘れないうちにUP。
ライフ いのちをつなぐ物語です。


  
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<あらすじ>
「ディープ・ブルー」「アース」の英BBC製作によるネイチャードキュメンタリー。撮影日数3000日、総製作費35億円を投じ、地球の全大陸、陸・海・空に住む多種多様の生物がそれぞれの命をつないでいく様子を、最新のカメラシステムを用いて動物と同じ目線で撮影。生態の細部や決定的な瞬間をとらえた。2011年に設立50周年を迎えたWWFが製作協力。日本語吹き替え版は松本幸四郎、松たか子が親子共演でナレーションを担当し、人気バンド「Mr.Children」が主題歌を提供した。(映画.comより)

世界にはまだまだ知られていない生物がたくさんいるのを痛感させられた映画でした。
その生態を普通に紹介していくのではなく、命のリレーに話を絞っていたのでとても分かりやすかったです。
高性能カメラを使っているからだけでなく、カメラの位置にも工夫が見られるのでまさに動物の気持ちになって観ることができました。
知恵を絞って外敵から身を守り、命をつないでいくさまにただただ感動しました。
日本版ナレーターの松本幸四郎さん&松たか子さんの声も良かったです。
こちらも親子で場面をつないでいました。
公開から大分経ってしまいましたが、3連休に親子で観るのにお勧めしたいです。


ところで、以前紹介した「探偵はBARにいる」、また観てきてしまいました。
しかも台風の日に・・・[台風]
同じ映画を二度観るのは滅多にないことです。
二度目だから飽きるかなぁと思っていましたが、あっという間にラストを迎えてしまいました。
かなり癖になる映画です。
3度目は・・・さすがにないでしょう。
DVDが出るのを待ちます。。。

ランチ


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探偵はBARにいる [映画]

先月は結局1本も映画を観られなかったのですが、夏休みも終わったので久しぶりに
映画鑑賞をしてきました。
しかも週に2本も!荒業だ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

探偵はBARにいるを観てきました

 
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ちなみに中央の探偵の右にいる人物は極悪ヤクザ役の高嶋弟、怖かった・・・ ハリポタのスネイプ先生に似てると思ったのは私だけ?

<あらすじ>
作家・東直己のデビュー作「探偵はバーにいる」を1作目とする「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」を映画化。札幌の歓楽街ススキノで活躍する探偵のもとに、コンドウキョウコと名乗るナゾの女から「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」という依頼が舞い込む。簡単な依頼のはずが、探偵はその直後に命を狙われ、不可解な事件に巻き込まれていく。主人公の探偵に大泉洋、相棒に松田龍平。そのほか小雪、西田敏行らが共演。(映画.comより)


探偵モノが好きな私なので、予告を観て公開されたら絶対に行こうと思っていました。
時間も長いし、つまんなかったらどうしようか・・・と思っていたのですが、その心配は始まってすぐに払拭されました。
           
いやぁ、面白くていい意味で裏切られました。
映画レビューでは「昭和の匂いがする」と書かれていましたが、私は逆にそこが好きでした。
ハードなアクションあり、コミカルな場面もありと2時間超があっという間。
主演の大泉洋さんがこんなにアクションをこなされるとは・・・
それにサウナでの細マッチョな姿にドキドキしちゃいました。
どちらかというとコミカルなイメージの強い大泉さんですが、シリアスな演技もされていて
新たな一面を見せて頂きました。
一番グッと来たのが自分がピンチに陥るのが分かっているのに「依頼人を守らなきゃいけないんだ」
という台詞。
自分が言われているわけでもないのに、座席で一人でドキドキしてしまいました。(アホだ・・・)
あまりに見入ってしまったためにどっぷり世界にはまってしまい、日常に戻るのが大変でした。

ちょっとだけ残念だったのが、姿を見せない依頼人の正体がすぐに分かってしまうこと。
ツッコミ所は、最後にヒロインが短銃を撃ちまくるのですが、「この短銃一体何発弾が入るの?」
というくらい撃ちまくっていたこと。
あまり固いことは言わずに観るのが楽しいのでしょうね。
もしかして、もう1回観に行っちゃうかも?
DVD買っちゃうかも?

そんな私にシリーズ2作目製作の知らせが!
あ~、楽しみ♪
ヒロインが誰になるかが問題ですが・・・



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ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 [映画]

とにかく続きが観たかったハリポタ、ようやく後編が公開されました。
PART1からもう8カ月が経ったのですね、早いものです。


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<あらすじ>
J・K・ローリングによる世界的ベストセラーシリーズを映画化した最終章2部作の完結編。魔法省やホグワーツ魔法魔術学校までもが死喰い人の支配下に落ちる中、ハリー、ロン、ハーマイオニーは、ヴォルデモート打倒のカギを握る「分霊箱」を見つけ出す旅を続けていた。しかし、その間にもヴォルデモートは着実に力を蓄えていき……。監督はシリーズ第5作「不死鳥の騎士団」からメガホンをとるデビッド・イェーツ。
(映画.comより)

夫と娘がポッタリアンなので、原作・DVDは全巻揃っているのはもちろんのこと、第1作から
映画館で観てきた私としては、これで最後だなんて感慨深いものがあります。
可愛らしい子どもだった3人組が、今ではすっかり大人になってしまいました。
ハリーの丸メガネも似合わなくなってきました。
そんな感慨に浸っている間もなく、今作は展開がスピーディー。
ヴォルデモードとの最終決戦に向かってまっしぐら!なので中だるみする暇さえありません。

ホグワーツがヴォルデモード達によって破壊されてしまったり、戦いの途中仲間を
何人も失ってしまうという悲しい場面も。
そんな中でも自分を信じ、ヴォルデモードを倒すというハリーのひたむきさに胸打たれました。
これは大人だけでなく、子どもにも観てもらいたい作品ですね。

主役の3人組が活躍するのはもちろん、今回はネビルの活躍も見どころです。
ロンとハーマイオニーがベタベタしているのがちょっと気になりますが・・・(^_^;)
原作を映像化するにはあまりにボリュームがありすぎるので、途中はしょっているところも
ありますが、これは仕方のないところでしょう。
エンドロールを見ながら、「これで最後なんだ・・・」と思い、ウルっときてしまいました。
原作読み返さなくちゃ、と思ったら娘が友達に貸してたよ。。。
DVDが出たら見返すことにします。

   

ランチ


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プリンセス トヨトミ/パイレーツ・オブ・カリビアン [映画]

お暑うございます。。。
誰かに会うと「こんにちは」より先に出てきてしまう言葉です。
8月になったらどうなってしまうのでしょうか?
こんな時は外界より涼しい映画館で過ごすのもいいかも♪

とか言って、先月観た映画の紹介をちゃっかりしている私でございます。(^_^;)
いつもシネマシティで座席予約をしているので、チケット売場に並ばなくていいのが楽。
が、クレジット決済なので後から請求が来てビックリすることも。
5~6月は立て続けに観たので、案の定たくさん請求されました。


まず1本目は、プリンセス トヨトミ

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<あらすじ>
「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」で知られる人気作家・万城目学の直木賞候補になったベストセラーを映画化。1615年の大阪夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔(まつえい)が今も生きつづけ、大阪の男たちは400年もの間その秘密を守り続けていた。国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人は、ふとしたことからその真実を知ってしまい、大阪の公共機関や商業活動など、あらゆる機能が停止する一大事件に巻き込まれていく。(映画.comより)

私の好きな俳優さんの一人である堤真一さん主演だったので楽しみにしていました。
事前の宣伝でTVにたくさん出演されていたのも嬉しい。

大阪が独立国家という奇想天外なストーリーで、どんな展開になるのかワクワク。
が、期待ほどではなかったかな?
大阪国の国民が反乱を起こして、国中がパニックにでも陥るのかと思ったらそうでもないし。
独立国家うんぬんより、親子の情の方にストーリーの比重が占められていたように感じました。
この間終わった「JIN」といいこの映画といい、綾瀬はるかちゃんの可愛いこと。
歳を重ねたらどんな女優さんになるのでしょう?
有名な俳優さんがチョコチョコと顔を出しているのをお見逃しなく。


2本目は、パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉
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<あらすじ>
ジョニー・デップ主演の世界的大ヒットシリーズ初の3D版で、「呪われた海賊たち」(2003)、「デッドマンズ・チェスト」(06)、「ワールド・エンド」(07)に続く第4作。イアン・マクシェーン演じる史上最強の敵“黒ひげ”やペネロペ・クルス演じるナゾの女海賊“アンジェリカ”といった、新キャラクターが多数登場する。前作のラストで暗示された永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり数々の野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ。(映画.comより)

3D上映もされていましたが、私は2Dを選択。
今は3Dが主流のようで、2Dだと席数の少ないシアターで座席も狭くて残念。(T_T)
動きの早いシーンが多いので、3Dだとかなり目が疲れると思いますが・・・
個人的には4匹目のドジョウを狙った感じもしますが。。。
ジョニデは心底この役が好きなようで、楽しんで演じている様子が分かりました。
ペネロペの女海賊もフェロモンたっぷりで、見応えがありました。
エンドロール後に今後を暗示するようなシーンがあったので、5作目もありそう。

ランチ


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八日目の蝉/ブラック・スワン [映画]

GW以降、映画館に足を運ぶことが増えてきました。
それだけ話題作が多いということなのでしょうね。
今回紹介する映画も、公開されるのを楽しみに待っていた作品です♪


     八日目の蝉


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<あらすじ>
直木賞作家・角田光代の原作小説を、井上真央、永作博美の主演で映画化したヒューマンサスペンス。監督は「孤高のメス」の成島出。1985年、自らが母親になれない絶望から、希和子(永作)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てる。4歳になり初めて実の両親の元に戻った恵理菜(井上)は、育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長する。やがて21歳になった恵理菜は妊娠するが、その相手もまた家庭を持つ男だった……。(映画.comより)

小説も読み、TVドラマ版(NHK)も見ていたので、どんな風に映画化されるのか楽しみに
していました。
冒頭は主人公の不倫相手の奥さんの裁判での証言から始まるという、いきなりの重苦しい展開。
いつもきれいどころの役が多い森口瑤子さんが、普通のおばさんっぽくなっていたので
こんな役もできるんだ~と、変なところで感心してしまいました。
永作さん、井上真央さんの演技も良かったですが、フリーライター役の小池栄子さんが過去のトラウマ
を抱えた女性の役を上手に演じられていたと思います。

逃避行の行き着いた先の小豆島でいつまでも希和子と薫が暮らせますように、と願ったり、
やっぱり産みの親に返さなくちゃとか、物心ついてから親に返された薫=恵理菜の人生は
どうなってしまうのだろう・・・などなどいろんな事を考えながら見ていたらあっという間に
ラストまで行ってしまいました。
個人的には恵理菜の視点にかなり重きが置かれていたのと、終わり方が唐突だったのが
少々不満でしたが、総合的には秀作だったと思います。
とにもかくにも、恵理菜が幸せになってほしいと強く感じました。


   ブラック・スワン


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<あらすじ>
ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス共演の心理スリラー。ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていた。そんなニナに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、新人ダンサーのリリー(クニス)が現れ、ニナのライバルとなる。役を争いながらも友情を育む2人だったが、やがてニナは自らの心の闇にのみ込まれていく。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。
(映画.comより)

オスカーでノミネートされた「英国王のスピーチ」や「ソーシャルネットワーク」はとっくに
公開されているのに、この映画はまだ?と首を長~くして待ちわびていました。
ひょっとして地元の映画館では上映されないのかも・・・と不安になりましたが、普通に
上映されててよかったです。。。
話題作とあって、劇場には老若男女のたくさんのお客さんが来ていました。
が、Hなシーンが結構あるのでお年を召した方にはかなり刺激的だったかもしれません。

最初は役を得るために努力する主人公の姿が描かれているのですが、途中から現実と
彼女の心の闇がないまぜになっているので、頭の中でごちゃごちゃにならないように
必死に観ていました。
役を自分のものにしたいがために、精神的にバランスを崩してしまう主人公。
完璧を追い求めた末のことだったのでしょうか。
最終的にはそれを乗り越えてこそトップに立てるのだと思います。
ラストに「完璧だったわ」という言葉と、彼女の恍惚の表情。
それが彼女の追い求めたものだったら、あまりにも悲しすぎるようにも感じました。
きっと私のような凡人には一生味わえないものなのでしょうね。
ポートマンの狂気の演技と、バレリーナになりきった姿が印象的な映画でした。

これからも話題作が目白押しで、来月は何を観ようか考えるのも楽しいです♪

ランチ


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英国王のスピーチ/阪急電車 [映画]

震災以来映画はご無沙汰でしたが、立て続けに2本観てきました♪


英国王のスピーチ

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<あらすじ>
現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース主演で映画化した歴史ドラマ。きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世(ファース)が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描く。共演にジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター。監督は「くたばれ!ユナイテッド」のトム・フーパー。第83回米アカデミー賞で作品、監督、主演男優、脚本賞を受賞した。(映画.comより)


アカデミー賞受賞のおかげで上映が延長されたので、ようやく観ることができました。

実話を基にしており、かなり安心して観ていられる作品でした。
安心しすぎたのか、開始15分程で眠ってしまいました。。。(-_-)zzz

兄の突然の退位によって、弟が王位を継ぐことに。
しかもスピーチを失敗したというトラウマの中、状況を打破しようと必死にもがく姿に
胸を打たれました。
王を助けた言語療法士は国王だからといって甘やかすことなく、対等な立場で彼の障害を
取り除こうと努力しました。
その様子は身分の差を越えた、友情すら感じさせました。
観る前から話の筋は分かっているのですが、ラストのスピーチの場面は感動しました。

ところで、先日NHK・BSで兄のエドワード8世とシンプソン夫人の「王位を賭けた恋」について
やっていたのですが、そちらも興味深かったです。
弟の吃音をバカにしてたくせに、自分は恋のために退位しちゃって個人的には「何だかな~」
という感じもしましたが。


阪急電車 片道15分の奇跡

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<あらすじ>
「フリーター、家を買う。」「図書館戦争」などで知られる人気作家・有川浩の原作小説を映画化。兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を舞台に、婚約中の恋人を後輩社員に奪われたアラサーOL、恋人のDVに悩む女子大生、息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人らの人生が交錯する。片道15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描くヒューマンドラマ。主演は中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子。共演に人気子役の芦田愛菜ら。(映画.comより)


冒頭から修羅場の場面で始まるので、いささか不安を感じましたが、ストーリーの面白さに
ぐいぐいと引き込まれました。
各駅で乗り降りする人達の個々のストーリーから始まるのですが、独立したストーリーが
うまく繋がれていました。
ひょんなことから生まれる、人と人との繋がりも感じられて観ていて心がほっとしました。
個人的には小坂くん&ゴンちゃんの大学生カップルの話が好きです。
出演している俳優さん達が割と自然な関西弁を話していたのも良かったです。^^


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芦田愛菜ちゃん、泣いててもカワイイ~♪
大人びた役とか恵まれない境遇の役が多い彼女ですが、ここでは歳相応の天真爛漫な
女の子の役でした。

今のところ、この映画が今年一番面白い映画ですね。

   

ランチ


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洋菓子店コアンドル [映画]

先日「洋菓子店コアンドル」を観てきました。

        
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<あらすじ>
「60歳のラブレター」「白夜行」の深川栄洋監督が監督・脚本を務め、江口洋介と蒼井優が初共演を果たすヒューマンドラマ。恋人を追いかけて上京してきた鹿児島のケーキ屋の娘・なつめは、有名洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で突然スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエ・十村と出会う。そこで働くことになったなつめは、十村や常連客との出会いを通じて人生や夢を見つめ直していく。(映画.comより)


予告編を観たのですが、DVDでもいいかなぁと思いつつ時間があったので映画館で鑑賞。
綺麗なケーキがたくさん登場しそうなので始まる前からワクワク♪

ストーリーを一言で表現するとしたら
 「ピュアでひたむきな女の子が、パティシエとして成長していく物語」
とってもハートウォーミングな映画でした、と言いたいところですが・・・

主人公に全然感情移入できないっっっ!! 

パンフレットに載っていた蒼井優ちゃんのインタビューによると、主人公のなつめは
「小学校低学年の男の子が、そのまま大人になっちゃったような子」だそう。
いやだなぁ、そんなヤツと一緒に仕事するの。。。
技術もないのに出しゃばるし、先輩に怒られると逆ギレするわで、そんな子が職場に
いたら毎日イライラすること間違いないでしょう。

脇を固める俳優陣も素晴らしい面々だったのに、あまり活かしきれていないようにも感じました。
常連客役の加賀まりこさんと優ちゃんとの絡みがもっとあれば、なつめのパティシエとしての
成長も表現できたのではないかと思います。
他にも先輩パティシエ・マリコの引き抜き、コアンドルの今後などのエピソードがほったらかしで
なんだか消化不良でした。
美しいケーキがたくさん見られたのはよかったです。
久し振りに映画のパンフを買ったのですが、ケーキのレシピが載っていたので作ってみたいですね。

         
    
洋菓子店コアンドルの幸せレシピ

洋菓子店コアンドルの幸せレシピ

  • 作者: 映画『洋菓子店コアンドル』レシピ制作班
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/01/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




     
蒼井洋菓子店~大好きスイーツ・ベスト88~

蒼井洋菓子店~大好きスイーツ・ベスト88~

  • 作者: 蒼井 優
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2011/01/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


ティータイム


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しあわせの雨傘 [映画]

今年最初の映画鑑賞です。

しあわせの雨傘を観てきました。


      
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<あらすじ>
「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだコメディ。ブルジョワ主婦のスザンヌは、雨傘工場を経営する亭主関白な夫ロベールと優雅で退屈な毎日をおくっていた。ある日、心臓発作で倒れたロベールに代わり、スザンヌが工場の運営を任されてしまう。彼女は主婦ならではの感性で、傾きかけていた工場を見事に立て直すが……。(映画.comより)


この映画をご覧になった方は、冒頭のシーンに驚かされたと思います。
だって、あのカトリーヌ・ドヌーブがジャージを着てジョギングしているんですから。
走る姿もゆっくりゆっくりだったし。。。
彼女の映画は観たことはないのですが、今まで持っていたイメージが崩れ落ちましたね。

あらすじに書いてある通り、病に倒れた夫に代わって会社を建て直しこれでメデタシと思いきや
夫が療養から帰ってくるところから波乱が巻き起こります。
自分の地位を取り戻そうと、ありとあらゆる手段を使ってくる夫。
ホントに亭主関白で嫌な男で、何でこの人と結婚したのか疑問に思ったりもしました。
対する妻は従順な専業主婦なのかと思いきや、若い頃は夫に内緒で夫以外の男性と遊んで
たりしたりと衝撃の過去が明かされます。
正直私は「ざまあ見ろ」と心の中で呟きましたね。
結局娘の裏切りでスザンヌは会社から去ることになるのですが、そこでクサらず何と議員に立候補
してしまいました。
夫との離婚も決意し、議員への一歩を踏み出すところでジ・エンド。

非常に痛快なフランス映画でした。
男と女、母と娘の対比が面白かったですね。
妻や愛人に去られそうになり、何とかして引きとめようとする夫。
一つのことがだめになっても、次のステップへ進もうとする妻。
夫と別れようと決心する母。
家族で一緒にいたいがために、母を裏切って父の味方をする娘。
一番強く感じたのは、女はしなやかでしたたかだということ。
私ももっとしなやかな女性になりたいと思いました。

さてさて、次は何を観ようか迷っているところです。
「ソーシャルネットワーク」「グリーン・ホーネット」「白夜行」「GANTZ」「ソウル・キッチン」などなど。
そういえば「ノルウェイの森」もまだだった。
こうやって迷うのも楽しいものです♪

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9月の映画・その2 [映画]

先月は映画を4本も観ました。
週に1本は見ている計算だ・・・[がく~(落胆した顔)]
以前の記事でそのうち2本は紹介しましたが、今回はもう2本を紹介します。


東京島

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<あらすじ>
谷崎潤一郎賞を受賞した桐野夏生のベストセラー小説を、木村多江主演で映画化。共演に窪塚洋介、福士誠二、鶴見辰吾ら。メガホンをとるのは「犬と歩けば チロリとタムラ」の篠崎誠監督。清子と隆の夫婦は旅の途中で嵐に遭い、太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。隆が衰弱していくなか、さらに島に16人の若い男たちと、密航に失敗した6人の中国人の男が漂流してくる。やがて男23人と清子の奇妙な共同生活が始まるが、隆がナゾの死を遂げたことで、島での人間関係が崩れ始める。(映画.comより)

好きな女優さんのひとりの木村多江さんが、桐野夏生作品の主演をやるということで
どのように演じられるか楽しみにしていました。
原作の清子はふてぶてしい女性というイメージでしたが、映画での清子さんはいささか毒が
薄れていましたね。
劇中では若い男達にババァ呼ばわれされていましたが、日焼けした姿が逆に美しかったくらい。
美人は何をやっても美人なのね・・・
久々に窪塚洋介さんを見たのですが、いい意味で力を抜いた演技をしていました。
が、物語の2/3くらいで出番が終わってしまいラストでまた登場しそうな雰囲気を醸し出しながらも、
結局出ずじまい。
なんだかもったいない。。。
無人島での清子は衰弱していく夫に引き換え、女を武器にしつつも逞しく行き抜いていきます。
女性が元来持っている生命力の強さもあると思いますが、強い意志(島を出る)を持ったものが
最後には勝つのだと感じました。


 
東京島 (新潮文庫)

東京島 (新潮文庫)

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: 文庫



改めて原作を読み直しましたが、やっぱり面白い。
もう文庫になっていました。


悪人


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<あらすじ>
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡&深津絵里主演で映画化した人間ドラマ。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。監督は「69」「フラガール」の李相日。共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林。(映画.comより)

前に予告編を見て「暗そうだなぁ」と思ってどうするか迷っていたのですが、映画賞を
獲ったので見てきました。
好青年を演じることの多いブッキーが悪人を演じるというのも興味深かったというのもありますが。
お互いに孤独の影を感じたから惹かれ合ったのだと解釈しました。
出会い系サイトや詐欺など、この時代ならではの現象と彼らの逃避行を重ねた構成は見事で、途中
飽きることが全くありませんでした。
加害者の家族だけでなく、亡くなった被害者の暗部まで暴かれてしまう。
そこまでして追い回すマスコミには怒りを感じずにはいられませんでした。
人はどうして悪人になってしまうのか?自分は悪人でないと言えるのか?
本当の悪とは何かを考えさせてくれる映画でした。

ブッキーや深津さんの好演はもちろんですが、祐一の祖母役の樹木希林さんの演技も
素晴らしかったです。
金持ちのチャラ男役の岡田将生くんも、憎たらしい役柄ながらも印象に残る演技でした。
「告白」の時もそうでしたが、ただのイケメン俳優にとどまらない将来性を感じました。

こちらは未読です。


悪人(上) (朝日文庫)

悪人(上) (朝日文庫)

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 文庫



悪人(下) (朝日文庫)

悪人(下) (朝日文庫)

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 文庫



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