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しあわせの雨傘 [映画]

今年最初の映画鑑賞です。

しあわせの雨傘を観てきました。


      
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<あらすじ>
「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだコメディ。ブルジョワ主婦のスザンヌは、雨傘工場を経営する亭主関白な夫ロベールと優雅で退屈な毎日をおくっていた。ある日、心臓発作で倒れたロベールに代わり、スザンヌが工場の運営を任されてしまう。彼女は主婦ならではの感性で、傾きかけていた工場を見事に立て直すが……。(映画.comより)


この映画をご覧になった方は、冒頭のシーンに驚かされたと思います。
だって、あのカトリーヌ・ドヌーブがジャージを着てジョギングしているんですから。
走る姿もゆっくりゆっくりだったし。。。
彼女の映画は観たことはないのですが、今まで持っていたイメージが崩れ落ちましたね。

あらすじに書いてある通り、病に倒れた夫に代わって会社を建て直しこれでメデタシと思いきや
夫が療養から帰ってくるところから波乱が巻き起こります。
自分の地位を取り戻そうと、ありとあらゆる手段を使ってくる夫。
ホントに亭主関白で嫌な男で、何でこの人と結婚したのか疑問に思ったりもしました。
対する妻は従順な専業主婦なのかと思いきや、若い頃は夫に内緒で夫以外の男性と遊んで
たりしたりと衝撃の過去が明かされます。
正直私は「ざまあ見ろ」と心の中で呟きましたね。
結局娘の裏切りでスザンヌは会社から去ることになるのですが、そこでクサらず何と議員に立候補
してしまいました。
夫との離婚も決意し、議員への一歩を踏み出すところでジ・エンド。

非常に痛快なフランス映画でした。
男と女、母と娘の対比が面白かったですね。
妻や愛人に去られそうになり、何とかして引きとめようとする夫。
一つのことがだめになっても、次のステップへ進もうとする妻。
夫と別れようと決心する母。
家族で一緒にいたいがために、母を裏切って父の味方をする娘。
一番強く感じたのは、女はしなやかでしたたかだということ。
私ももっとしなやかな女性になりたいと思いました。

さてさて、次は何を観ようか迷っているところです。
「ソーシャルネットワーク」「グリーン・ホーネット」「白夜行」「GANTZ」「ソウル・キッチン」などなど。
そういえば「ノルウェイの森」もまだだった。
こうやって迷うのも楽しいものです♪

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