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映画とグルメ、そしてマラソン。 [映画]

先週から関東地方も梅雨入りし、ジメジメした日が続いています。
そんな中、雨の止み間にちょこちょこ出かけたりもして、赤kissも大活躍していました。
お出かけの記事も追い追い更新していきたいと思います。

3月から映画の記事が止まっていますが、それから6月まで5本観ました。
映画の記事は更新に時間がかかるので、放ったらかししていました。[あせあせ(飛び散る汗)]
とりあえず、映画のタイトルだけ羅列しておきます。

・博士と彼女のセオリー
・バードマン
・龍三と七人の子分たち
・駆け込み女と駆け出し男
・セッション
・あん

洋画はすべてアカデミー賞関連の作品でした。
「バードマン」が作品賞を獲りましたが、個人的には「セッション」の方が好きです。
音楽学校の教授を演じたJ・K・シモンズが助演男優賞を受賞したと思いますが、憎たらしい教授を抑揚ある演技が素晴らしかったです。
弟子と師匠の一筋縄じゃいかない関係が最後まで続き、飽きさせないストーリー展開でした。

邦画では「龍三の~」は今までの北野作品と違って、肩の力を抜いて見られる娯楽作でした。
後半からの中尾彬さんの扱いが「おいおい~」という感じでしたが。。。
「駆け込み女~」は台詞が江戸言葉が多く、しかも早口だったので理解するのが大変でした。
1回目は日本語字幕付きで観たので、2回目はちゃんとストーリーを追って観ることができました。
大泉洋さんや樹木希林さん、戸田恵梨香さんなど素晴らしい配役で、笑いあり、涙ありとあっという間に終わってしまいました。
大店のお妾さんを演じた満島ひかりさんの艶っぽさに引き込まれました。
「あん」は地元でやっていないので、新宿まで遠征したのですが、平日の昼間にも関わらずほぼ満席。
もうちょっと大きなスクリーンで観たかった・・・
世間の差別の怖さというものをひしひしと感じた映画でした。
差別されてもそれに対して恨みを抱かずに、静かに受け止める女性を樹木希林さんが演じられていました。
一つの台詞の中におかしみや悲しさを込めて演じられていたように感じましたが、そんな演技ができる役者さんは数少ないのではないでしょうか。
ラスト近くになるとすすり泣く声があちこちから聞こえてきました。

映画だけでなく、グルメも楽しみました♪

地元のルミネが改装されて、1F&B1Fのショップがかなり入れ替わっていました。
1Fに気になるお店があったので、映画の前にランチしました。
立川ルミネ1Fにオープンした、コメラ ピッツアです。

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マルゲリータとナスのミートソースのピザを頂きました。
ホールタイプのピザもありますが、切り売りもしているのでいろんな種類が食べられるのが嬉しい。
店名の通り、生地には米粉が使われていてもちもちです。
座席が少ないので、イートインというよりはテイクアウト向けでしょうか。

久しぶりに新宿へ行ったので、Cafe&Meal MUJIでランチです。
私は勝手にmujiカフェなどと言っていましたが、正式なお店の名前は↑なんですね。。。

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奮発して4種選べるデリに。
江戸菜のシーザーサラダやパスタサラダ、厚揚げのガバオ風、雑穀のグラタンなどを頂きました。
ご飯も白米から十穀米に変更して贅沢しましたが、美味しかったです。^^


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落ち着いた雰囲気なので長居したくなりますが、映画鑑賞が控えているのでまったりできませんでした。

そしてそして、行列のできる有名店に行列してきました。(またかい・・・)

ローストビーフ丼で有名な、高田馬場のレッドロックです。(食べログのリンク)

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平日の10時15分頃到着しましたが、私は5番目でした。
11時開店と勘違いしていたので、待ち時間が異常に長く感じました。。。
そうこうしているうちに行列はどんどん伸びていき、人気の高さに驚かされました。
早めに並んだので、私は第一陣で入店できました。
私はもちろんローストビーフ丼をオーダー、頼んでから5分もしないうちに運ばれてきました。

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並にしようか大盛りにしようか迷いましたが、初回なので並にしました。
大盛りだと肉の量がもっと多くて、迫力満点です。
肉がとても柔らかく、しかも脂っこさがないのでペロっと食べてしまいました。
大盛りにしなかったことを激しく後悔。。。
次回は絶対大盛りにするぞ~!! [手(グー)] (何の気合だ)

食べ終わった後の行列、100人以上はいると思われます。

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並盛では満足できなかったので、しばし散策した後にアヴァンソンでお茶にしました。

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不覚にもケーキの名前を忘れてしまったのですが、2つの味のムース(マンゴーとバニラ風味?)のケーキです。
スポンジはおそらく全粒粉よりもっと麦っぽい粉で作られたと思われ、香ばしいとフワフワのムースがよくマッチしていました。
お茶はレモングラスやジンジャーなどのハーブティーで、後ろのフィナンシェはサービスでした。
ここのケーキは柔らかいのでテイクアウトは難しいので、イートイン中心になりそうです。

今シーズンの締めくくり


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フォックスキャッチャー/シェフ [映画]

先月アカデミー賞の発表がありましたが、この時期からそれに絡んだ秀作が続々と公開されています。
3・4月にも面白そうな作品が公開されるので楽しみです♪
先月観た作品2本を紹介します。


・フォックスキャッチャー


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アメリカの財閥・デュポン社の御曹司がレスリングの五輪金メダリストを射殺したという実話に基づいた作品です。
殺されてしまったメダリストは同じく金メダルを獲得した弟がいたのですが、金メダリストでありながら常に兄の影になってしまった弟の兄に対する劣等感が作品に奥行を持たせていました。
デュポン自身も母親に認めてもらいたいが、結局それを果たせないという複雑な感情を持っていました。
二人に対して兄は実力もあり、人望もありとまさに太陽のような人物。
そんな三人の関係は最終的には破綻してしまいますが、動機は語られずに終わってしまいます。
デュポン氏は獄中で亡くなっているので、結局は何も分からずじまいです。
いろいろと過剰な映像が多い作品が多いのですが、無駄な演出や音楽を排し、こちらの想像を掻き立てる秀逸な作品になっていました。
優しさと狂気が入り混じったデュポンを演じたスティーブ・カレルの演技は特に素晴らしかったです。


・シェフ 三ツ星フードトラック始めました


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三ツ星レストランをクビになったシェフが息子を連れて旅をしながらフードトラックの移動販売をするというストーリー。
ちょっとしたロードムービー的な作品でありがち?と思いきや、ここに現代のSNS(ツイッター・フェイスブック・ユーチューブ)を絡め、ただのグルメ作品にしていない監督の力量に感服しました。
ツイッターの使い方を知らない主人公が息子に使い方を教わるというのがミソ。
が、使い方を誤り自分の首を絞める結果になるのも皮肉なものです。
移動販売で何を売ったのかというと、キューバサンドウィッチ!
キューバ料理って全く分からないのですが、とにかく美味しそうでした。
映画を観る前にはなるべく満腹にしていくことをおススメします。
でないと、映画を観ている最中にお腹が鳴ってしまうかも。。。
そして、SNSの使い方にはくれぐれもご注意を。
監督だけでなく、主演や脚本などを務めたジョン・ファブローに拍手!

    

ランチ


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紙の月/天才スピヴェット [映画]

2014年も残り2週間を切りましたね。
懸案事項のひとつ、大掃除をなんとか終わらせ(中掃除といった方がいいかもしれない)
残すのは年賀状作成。
とりあえずはがきは買ったので、今度のお休みに頑張って仕上げます。

先月観た映画を2本紹介します。

紙の月

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銀行の派遣社員の女性が年下男性に貢ぐため、顧客のお金を横領するというありがちなストーリーですが、原作にない女性2人を登場させたことにより、物語に奥行を与えていました。
ベテラン行員と若手女子行員という対照的な女性二人ですが、若手行員役の大島優子さんがちゃっかりした今どきの女性を好演していました。
私は金融機関に勤めていたので横領は絶対にばれるということは分かっているのですが、どこで主人公の悪事が露見するのかとドキドキしながら観ていました。
証書を偽造したり、架空の定期預金のチラシを配ったりとかなりの労力を費やした割に、貢いだ男性には浮気される始末。
ちゃんと労働して得たお金じゃないからありがたみが分からなかったのですね。
世間的には問題なく過ごしている人も何か満たされないものを抱えてたりするのですが、心を満たすために浮気するとか、ギャンブルにはまるとか、買い物しまくるとか・・・というのは人によって違うと思います。
非常につまらない答えになってしまいますが、他人のお金、しかも銀行(銀行員)を信用して預けてくれたお金を使ってしまうのはやはり間違っていると思います。
宮沢りえさんは7年ぶりの映画主演ということですが、有能な銀行員と年下男性に溺れる女性の落差が印象的でした。


天才スピヴェット


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わずか10歳のスピヴェットがした発明により、権威ある賞を受賞するためモンタナからワシントンへ向かうというストーリーがメインになっています。
そこに弟の死によってバラバラになってしまった家族の話が織り込まれています。
今回は3Dで鑑賞。
「3Dじゃなくても・・・」とお思いの方も多いでしょうが、3Dでよかったです。
主人公が住んでいるアメリカの片田舎の映像がよく登場するのですが、雄大な山々や広大な畑などが3Dで強調されていました。
色彩の美しさも素晴らしく、飛び出す絵本を読んでいるようでした。
スピヴェットが一人でワシントンに向かうのですが、悪い人に誘拐されなくてよかったと一安心。
物騒なアメリカでこんなことがあるのかと不思議でしたが、そこは映画なので・・・
それに子どもがいなくなったのに親がそれほど真剣に探しているようにも見受けられなかったので、この子が親に愛されていないのではないかと不安になったりもしました。
が、終盤のテレビ局の場面で父親がスピヴェットを助けるところは父親の威厳が示されていて家族の絆が取り戻せたのは何よりでした。
スピヴェット役のカイル・キャトレット君が複雑な感情を抱えた少年の役を丁寧に演じていて、とても好感が持てました。
彼の今後に期待ですが、悪い大人に利用されないで成長してほしいものです。

ランチ?ブランチ?


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グレース・オブ・モナコ/トワイライト ささらさや [映画]

すっかり秋も深まり、芸術に親しむのによい季節になりましたね。
映画も見たい作品がたくさん公開されて、どれから観ようか迷ってしまいます。
そんな中、先月末から今月観た作品2本を紹介します。

・グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

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ハリウッド女優からモナコ公国の公妃になったグレース・ケリーが、危機に陥ったモナコを救うために一世一代の大芝居を打つというのがあらすじです。
大好きなニコール様の映画を観るのは久しぶりなのでとても楽しみにしていました。
とにかく、彼女の美しさにうっとりするばかり。
衣装も豪華ですが、衣装に着られていない貫禄はさすがです。
実際公妃になったグレース・ケリーもかなり苦労していたようですが、映画でも彼女の孤独さが描かれていました。
民間人からお后様になる大変さはどの国でも共通しているのだと痛感しました。
籠の鳥であるグレースケリーに映画復帰を促すヒッチコックを登場させたのはうまい造りでした。
夫の苦境を知り今までよそ者扱いだった彼女が、国を守るためにあらゆる努力をする姿も美しく、凛とした姿は豪華な衣装がなくとも充分美しかったですね。
ニコール・キッドマン=グレース・ケリーではないけれど、かといって彼女以外には演じるのは難しいのでは?と感じました。
映画を観ながら私が感じたのは、女優だろうが一般人だろうが人生には「演じる」という瞬間が誰にでも訪れ、その努力をするかしないかで道が分かれるのではないだろうかということでした。


・トワイライト ささらさや

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ガッキーと大泉さんが随分年齢の離れた夫婦の役でしたが、全然違和感がありませんでした。
よくあるゴーストものとは違い、幽霊が乗り移れる人間が決まっていて一度しか乗り移れないという設定がとても面白かったです。
ちなみに↑の写真の中村蒼くんは、大泉さんに乗り移られているのでいつものイケメンぶりとは様子が違っています。^^
夫の幽霊やささらという町の人々に助けられながら、芯の強い母親に変わっていくガッキーがとても良かったです。
彼女のよさを存分に引き出した演出に拍手です。
夫は妻と子どもの事がもちろん心残りだったのですが、疎遠になっていた父親の思いが知りたくて成仏できなかったのではないかと思いました。
それを確かめる場面があって映画の最後の見せ場でしたが、台詞がなくしかも長かったのでちょっと感動をそがれてしまいました。
もう一つ残念だったのが、大泉さんが落語家の役だったので落語をやっている場面も見たかったですね。
号泣はしなかったけれど、夫が成仏する時に「これで人生しまいにします」というナレーションにはグッときてしまいました。
語り口が軽妙だったので、逆に悲しみが強調されました。
主演のお二人はもちろん、富司純子さんや小松政夫さんなどのベテランの方々がきっちり脇を固めていて安定感のある映画になっていました。
コブクロの主題歌も映画にマッチしていて、さらに感動UPでした♪




                     

ランチ


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ジャージー・ボーイズ/ぶどうのなみだ [映画]

今月観た2本の映画のレビューです。

ジャージー・ボーイズ

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ブロードウェイミュージカルの名作をクリント・イーストウッド監督が映画化しました。
このグループの存在は実のところ全く知らなかったのですが、「シェリー」など知っている曲が続々流れていて驚きました。
「君の瞳に恋してる」はリードボーカル・フランキーのソロ曲ですが、ボーイズ・タウン・ギャングがディスコ調にカバーした方が原曲だと思っていました。(^_^;)
スターダムにのし上がるまでの流れがいささかかったるいように感じましたが、スターになった後のグループ内の亀裂や家族との別れなどの悲しい出来事、そして最後に和解するまでがきちんと整理されて描かれていて見やすかったです。
そしてグループの誰かひとりに焦点を当てるのではなく、4人全員に語らせて異なった視点から観客に物語を見せる構成もよかったです。
エンドロールは出演者全員が歌い踊る場面で締めくくられ、生の舞台を見たような楽しい気分になりました。
やっぱり、ミュージカルっていいですね♪


ぶどうのなみだ

        
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北海道・空知を舞台に音楽家の夢破れ、ワイン作りをする主人公とその弟、突然やってきた不思議な女性の3人を軸にした物語です。
「しあわせのパン」同様、美しい風景や美味しそうな食べ物などでほっこりできるかと思いきや・・・
やっぱりリアリティーがなくて、いまいち感情移入できませんでした。
第一の疑問が、なぜ主人公がワイン作りを始めたのか?(原作では語られているそうですが)
そして音楽隊のファンタジーさには、ちょっとした気恥ずかしさを感じてしまいました。
私の心がすさんでいるのだろうか・・・
作品の主題をアオとエリカのラブストーリーに置いてしまった方が、いっそ分かりやすかったかも。
素晴らしい俳優さんがたくさん出演されているのに、チョコチョコとしか出演シーンがなくて残念でした。
寡黙な主人公の大泉さんはよかったけれど、染谷くんとの絡みがもっと見たかった!
エリカ役の安藤裕子さんは自由人な感じがよく出ていて、役に合っていて良かったです。
今回はあまり北海道らしさが感じられなかったので、次回作に期待します。


          

だんなの誕生日


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LUCY ルーシー/イヴ・サンローラン [映画]

9月も残すところあとわずか、ということで芸術の秋がやってまいりました。
久しぶりに映画鑑賞をしたので、2本紹介します。

LUCY ルーシー


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予告編ではたしか「人間の脳が100%機能したらどうなるか」的なキャッチコピーだったと思います。
とりあえず、スカーレット・ヨハンソン目当てで見に行ったといってもいいでしょう。
闇取引に巻き込まれたルーシーが運び屋として体内に薬を入れられ、その薬が彼女の中で溢れ出したため、彼女の脳が高度に機能し始める・・・というストーリー。
この映画、なんといってもヨハンソンでしょう。
薬が入る前のオドオドとした表情とその後の演じ分けはさすが。
ところで脳が覚醒すると、超人的な力が発揮されるのですね。
車の運転やマフィアを退治するのは当たり前で、最後は時空を簡単に移動することまでできるとは驚き。
最後の場面で研究室の外でマフィアと警察がバンバンやっていたけれど、ルーシーなら片手でシュッでやっつけられるのに~、と心の中でイライラしたりもしていました。
ルーシーの目的がイマイチはっきりしないので、その分感情移入しづらかったです。


イヴ・サンローラン


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世界的デザイナーのイヴ・サンローランの栄光や孤独を元恋人の視点から描いた作品。
華やかな彼の功績というよりは、どちらかというとサンローランの内面を中心として話が続いていったように感じました。
そして、元恋人でビジネスパートナーは男性で彼との恋愛のシーンもかなり多くてちょっと辛かったです。
もっと彼の仕事が見られると思っていたのですが、少々期待外れでした。




            


    

      

さらに


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青天の霹靂/ブルージャスミン [映画]

いやぁ、やってしまった・・・
故障です、股関節の故障。。。
故障とはいっても日常生活にはさほど影響はないのですが、ランニングどころかウォーキングさえキツイ。
ちょっとオーバーワークだったのかも?
しっかりストレッチをするのと、もうちょっと痩せないとまた故障するので気を付けないと。
体が「もうちょっと労わってくれ」というサインを送っているのでしょう。

先月はいい調子で更新していましたが、もう6月も終わりですね。
先月末から今月上旬に観た映画2本を紹介します。

青天の霹靂


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劇団ひとりさんの初監督作品ということですが、肩肘張ったところもなく自然な演出でこちらもゆったりと映画を楽しむことができました。
そして主演の大泉さんのマジックもすごかったですね。
特にオーディションの場面でハトを飛ばすシーンはかっこよかったです。
タイムスリップして自分の出生の秘密を知るのですが、変に感情過多になることもなく、逆に感情移入してじっくりと見ました。
とても悲しい秘密だけれど、柴崎コウさんの優しい演技に母親の愛情が込められていてよかったです。
残念なのがまた元の時代に戻ってきた主人公が、これからどう生きなおすのかも見てみたかった。


ブルージャスミン

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大好きなウディ・アレン作品に、ケイト・ブランシェットがオスカー受賞となれば、観ずにはいられません。
主人公のジャスミンがセレブ生活から転落していくさまが軽いタッチで描かれています。
基本的に登場人物がだめ~な人たちばかりで、共感できる人がいないというのも珍しい。
特にダメなのがやっぱり主人公のジャスミンかなと。
この人、人生の岐路が何度もやってくるけど全部選択を誤っていて「あ~あ」とため息が出そうに。
結婚する前には社会人経験って必要だなと痛感しました。
それに、生きていく上で知識って大事ですね、というか無知はヤバイです。
(あくまで個人的な意見なのでご了承ください)
登場人物の中では、主人公の妹の恋人が超ヤな奴。
妹の職場までやってきて復縁をしつこく要求して泣くわ、主人公を徹底的に罵倒するわで、観ていてかなりむかつきました。(-"-)
俳優陣の演技は秀逸でしたが、やはりケイト・ブランシェットの迫真の演技はオスカー受賞にふさわかしかったですね。
特にラストですべてを失ってボロボロになるところは印象的でした。
そういえば、今作では監督は出ていなかったような・・・

全然関係ないけど


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テルマエ・ロマエⅡ/相棒 劇場版Ⅲ [映画]

大分遅くなってしまいましたが、先月観た映画2本を紹介します。

・テルマエ・ロマエⅡ


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続編モノはクオリティが落ちることが多いのですが、今作は前作と同じキャストが残り面白さは前作にヒケを取っていませんでした。
ローマ帝国の濃い顔の皆様も頑張っていましたが、平たい顔族の脇役の方々がいい味を出していました。
健康ランドのすべり台や、銭湯のマッサージ機、与作など、小ネタで大いに笑わせて頂きました。
ただ、ローマ帝国⇔現代の日本との行き来が前作より割と簡単にできていたのが気になりましたが。
まるでどこでもドアみたいだ・・・
話を詰め込みすぎてストーリーが駆け足になっていたのかもしれません。
ルシウス役の阿部さん、まるで彫刻のような体をしていて映画のために鍛えられていたのが分かります。
3作目が作られるのかどうか非常に楽しみです。

・相棒 劇場版Ⅲ 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

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しまった、こっちも続編だった・・・
3作目なので鮮度がどうのという話も聞きますが、なかなかどうしてスリリングな展開でした。
今現在、集団的自衛権について議論されている時期なので考えさせる内容でした。
ただ、映画版だとスケールが大きくてカイトくんの良さが生かされていないような気もします。
個人的にはテレビ版の方が好きですね。
小さな事件を二人の力で解き明かしていくのが「相棒」の持ち味だと思っているので。
神戸くんや三浦さんが出ていて安心感がありましたが、伊丹・芹沢両刑事との掛け合いが映画版だと少ないのでそこは残念でした。
それにしても右京さん、孤島でもスーツ着用で暑そう・・・

    

ランチ


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アナと雪の女王 [映画]

連日話題になっているこの映画、私もついに観てきました。
DVDが出てからでもいいかなぁと思っていたのですが、娘の強力なプッシュに負けました。。。


・アナと雪の女王

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アニメーションの美しさに一瞬で引き込まれました。
特に雪の質感の表現がすごかったです。
なんといっても素晴らしかったのが歌ですね。
「Let It Go」の歌唱は圧巻でした。
他にも素晴らしい歌が盛りだくさんで、飽きることなく楽しめました。
エルサの声を演じたイディナ・メンザルは「glee」でレイチェルの母親役で出演していましたね。
歌詞通りに、ありのままの自分でいようという意志の強さが表れた歌声でした。

今までの古典的なストーリーから脱して、王子様に守られるのではなく、自分の意志で行動する女性を描いていて、それが広い世代から共感を得ているのだと思いました。
「愛」というのが、男女間だけのものではないというのがラストから感じられました。

今回は2Dで観ましたが、3Dだともっと映像の美しさを感じられるでしょう。
と思っていたら、地元では26日から3D上映されるそうです。
娘が2回観ているのですが、隠れキャラがいるそうです。
日本語吹き替えも話題になっているので、何度も楽しめますね♪



アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (2枚組ALBUM)

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  • 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
  • 発売日: 2014/05/03
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♪♪れでぃご~、れでぃご~♪♪


ランチへGO


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ウォルトディズニーの約束/チーム・バチスタFINAL [映画]

3・4月と映画を2本観てきたので紹介します。


・ウォルト・ディズニーの約束
      
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有名なミュージカル映画「メリー・ポピンズ」が紆余曲折を経て完成するまでを、原作者とウォルトディズニーとの交流、原作者の家族への思いなどを絡めながら描いた映画でした。
映画製作にあらゆるクレームを入れる原作者を苦々しく見ていたのですが、それが父親に対する強い思慕だったと分かった時に、ああなるほどと気持ちがストンと落ち着きました。
仕事などでつらい思いをし、アルコールに逃げ場を求めた父を助けてほしい、という思いをメリー・ポピンズに託したのではと思いました。
そんな思いを守るため、原作を粗雑に扱われないように厳しく心配りをしたのでしょう。
「メリー・ポピンズ」を見なくても問題はありませんが、事前に見るとまた楽しめると思います。


         
メリー・ポピンズ 50周年記念版 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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・チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像

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DVDが出てから観ようかなと思っていましたが、グッチー&白鳥コンビが見納めのようなので映画館で鑑賞してきました。
集団殺人事件、東城医大&AIセンターへの脅迫状、薬害などの難問が複雑に絡み合っていましたが、どれも中途半端に終わることなくきちんとまとめられていたのには感心しました。
先月まで放送されていた「螺鈿迷宮」の後日談のようなストーリーもありましたが、見てなくても支障はなかったですね。
実はドラマ2作目の「ジェネラル・ルージュの凱旋」見ていませんでしたが、大丈夫でしたから。。。
正直、特番でもいいじゃんとは思ったのですが、医大やAIセンターなどのスケールの大きさを見せるためには映画館の大スクリーンの方がよかったです。
集団殺人事件の犯人が途中で分かってしまうのがちょっと残念でした。
グッチーの成長ぶり、白鳥の過去や、ドラマ化された時のキャストもたくさん登場するので2時間ちょっと、退屈しませんでした。
バチスタファンの方は、映画館へお急ぎを!

ランチ


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