北陸旅行③ [Special!]
先月末から野暮用が多くて、北陸旅行記が中断してしまいました。
ようやく落ち着いたので第三弾をUPします。
4月17日(金)
夕方に金沢観光を終え、在来線でこの日の宿泊地の富山へ向かいます。
ちょうど学生の帰宅時間とぶつかり車内はかなり賑やかでしたが、1時間ほどで富山に到着。
ホテルでチェックインを済ませたら、富山駅方面へ向かい夕食の算段をしました。
20年以上前に夫が仕事で富山を訪れた時は非常に寂しい街だったそうですが、とんでもない。
北陸新幹線開業で開発が進んでいるということもあるのでしょうが、とっても賑やかでした。
金曜の夜というのもあったのでしょうが。。。
夕食=飲みなので、観光案内所で聞いたお店に行って地元の食材をふんだんに頂きました。
富山うまいもんセット(白えびの唐揚げ、ほたるいかの酢味噌和え、かに、カニみそ)。
白えびの唐揚げはえびの風味たっぷりで、お酒によく合います。
白えびのお刺身、またまた奮発してしまった・・・
唐揚げもいいけれど、刺身だとさらに風味がぎゅっと濃縮されていました。
普段はビール党ですが、この日はハイボールで楽しみました♪
しこたま呑んだので、宿に帰ってからすぐに夫がバタンキューしたのは言うまでもありません。
富山のホテルは最上階に大浴場があるので、疲れた体を伸ばして入れるので随分体が楽になりました。
浴場にコインランドリーがあったので汚れ物も片付けられて、一石二鳥です。
4月18日(土)
早いもので、旅行も最終日。
まずはホテルの朝食バイキングで腹ごしらえ。
あ~あ、また朝っぱらからこんなに食べて・・・。
朝食バイキングはこのホテルの売りのひとつで、富山の食材を使った朝食が楽しめるバイキングです。
朝からほたるいかや白エビのマリネが食べられるなんて、最高です。
部屋に戻って荷物を片付けて宿をチェックアウトし、最終日は富山観光です。
富山といってもかなり広いので効率的に観光するため、前日に観光案内所で情報を仕入れました。
まずは、富山湾に面した岩瀬という街に向かいました。
江戸・明治時代に北前船の寄港地として栄えた港町で、歴史的建造物などが残されており情緒漂う街並みが印象的です。
富山港展望台に上ると、港や岩瀬の街を一望できます。
天気が良ければ、立山連峰や能登半島も見られるそうです。
次は、富山港からほど近い、北前船廻船問屋 森家のお屋敷を見学。
日本海での北前船による交易で財を成した廻船問屋のひとつが森家で、この建物は平成6年に国の文化財に指定されました。
お屋敷が広いのはもちろんですが各所に重厚さが感じられ、当時の豪商の財力がはっきりと分かる建造物でした。
岩瀬エリアは歴史的建造物をリノベーションして、店舗などに利用されています。
これは北陸銀行の店舗ですが、土曜日だったため営業中の様子は分かりませんでした。
このエリアはよく見ると電線がないのですっきりしていますね。
和の情緒を楽しんだひと時を過ごしました。
岩瀬エリアの観光を楽しんだ後は、富山駅へ戻ります。
富山駅~岩瀬間はポートラムと呼ばれる路面電車を利用しました。
ポートラムとは、富山駅北口から岩瀬浜を約24分で結ぶ路線です。
車両は白を基調とした7色のカラー(虹色)が使われており、バリアフリーで乗り心地も最適でした。
さてさて、市内観光の前にどうしても行きたい所があったので夫に無理を言って一緒に行ってもらいました。
ご存じの方も多いと思いますが、富岩運河環水公園内にあるスターバックスコーヒー。
富山まで来て、なぜスタバ??と夫は思っていたそうですが、ここは“世界一美しいスタバ”なのだそうです。
富岩運河環水公園とは、昭和の始めに作られた富岩運河の一部を利用し、水辺空間の豊かさを大切にして整備された公園。
スターバックス富山環水公園店はまさにこの中にある店舗です。
全面ガラス張りで公園の景色が一望でき、テラス席からは水辺をわたる風ややってくる鳥のさえずりなども聞くことができます。
テラス席は強風が吹くこともあるので、ご注意あれ。
昼間もいいですが、公園がライトアップされる夜に行くのもおすすめ。
公園のシンボル、天門橋。
天気がよくて気持ちよかったのですが、あちこち歩き回ったせいで午前中なのにすでに足がパンパンに。
徒歩で富山駅まで戻り、市内観光へ。
市内観光は市内軌道線と呼ばれる市内電車を利用しました。
5~10分間隔で中心市街地を走る非常に便利な路面電車です。
この日も一日乗車券で何度も路面電車に乗りましたが、いろんな車両があって楽しかったです。
富山まちなか岩瀬フリーきっぷは820円で、市内電車、ポートラム、地鉄バスの280円区間が乗り放題。
こちらは最新式の電車ですが、レトロ電車と呼ばれる車両も走っていました。
運よくレトロ電車に乗れたので、車内をパチリ。
富山は薬売りで有名ですが、市内には薬関係の観光名所もありました。
その中の一つ、薬種商の池田安兵衛商店に行きました。
看板もレトロですね~。
店内では有名な「越中反塊丹」や漢方薬、野草茶やハーブティーなども販売されています。
木製の「丸薬機」を動かして丸薬づくりをする様子を再現しています。(薬のような黒い物体は本物ではない)
うまくすると体験させてもらえるかも?
歩き回ってお腹も空いてきたので、ご当地グルメの富山ブラックラーメンを頂くことに。
噂には聞いていましたが、本当に真っ黒ですね・・・
るるぶによると、戦後、労働者の塩分補給や客が持ち込んだ白飯のおかずとして濃い味付けの中華そばが生まれたとのことで、基本的には塩辛い味付けのようです。
このお店のメニューではブラックラーメンとは書かれておらず、たしか煮玉子ラーメンという表記でした。
運ばれてきてまずスープを一口すすると、とてもマイルドな味付けで見た目とのギャップに驚きました。
塩辛さは感じられず、魚のだしの味が強めでしたが飲みやすいスープでした。
麺は中太のちぢれ麺で、スープによく絡んで美味しかったです。
他のお店のはもっと塩辛いスープが主流のようですが、初心者には入りやすいラーメンでした。
富山観光も終盤に入ります。
富山市役所の展望台に上り、今度は市内を一望しました。
午後になると立山連峰を見ることができました。
中央にあるお城は富山城です。
さすが県庁所在地の市役所だけあって立派な建物です。
ちなみに午前中の富山港展望台も市役所展望台も無料です。^^
最後の観光は、富山城のふもとを流れる松川遊覧船に乗車しました。
岸には桜の木がたくさん植えられていて、お花見の季節はとても綺麗だったと思います。
ただ、今年は桜の時期はとっても寒かったそうです。
遊覧船は松川にかかる由来のある7つの橋をめぐるコースです。
これは桜橋といって、国の文化財になっています。
写真ではちょうど路面電車が走っていますが、セントラムと呼ばれる市内を28分で一周する環状線です。
この橋には富山の名産であるギヤマン(ステンドグラス)がはめ込まれています。
こちらも富山の名産のガラスがはめ込まれており、立山連峰を模したデザインになっているそうです。
岸にアオサギくんを発見。
あんまり動かないので剥製?と思いましたが、この後向かい側の岸へ飛んでいきました。
時間も夕方になりひととおり観光も終わったので、路面電車で富山駅へ向かいました。
新幹線はもっと遅い時間の切符を取っていましたが、空席があったので少し早い新幹線に変更しました。
駅に隣接したとやマルシェでお土産を買い、18時台の新幹線に乗り込みました。
ちなみにとやマルシェは富山だけでなく金沢のお土産も買えるのでとっても便利♪
もちろん駅のホームで駅弁&ビールを買うのも忘れません。
普通の幕の内っぽいですが、かまぼこやます、昆布巻きなど富山の名物が入ったお弁当でした。
今回は全部自分たちで計画したのですが、意外にうまくいったと思います。
各地の観光案内所と一日乗車券が大活躍でした。
どこも観光に力を入れているので、案内所の方もとても親切でした。
次回はいつになるか分かりませんが、輪島や能登、それに黒部もぜひ訪れたいです!
とにかくよく歩きましたが、楽しい旅行になりました。^^
ようやく落ち着いたので第三弾をUPします。
4月17日(金)
夕方に金沢観光を終え、在来線でこの日の宿泊地の富山へ向かいます。
ちょうど学生の帰宅時間とぶつかり車内はかなり賑やかでしたが、1時間ほどで富山に到着。
ホテルでチェックインを済ませたら、富山駅方面へ向かい夕食の算段をしました。
20年以上前に夫が仕事で富山を訪れた時は非常に寂しい街だったそうですが、とんでもない。
北陸新幹線開業で開発が進んでいるということもあるのでしょうが、とっても賑やかでした。
金曜の夜というのもあったのでしょうが。。。
夕食=飲みなので、観光案内所で聞いたお店に行って地元の食材をふんだんに頂きました。
富山うまいもんセット(白えびの唐揚げ、ほたるいかの酢味噌和え、かに、カニみそ)。
白えびの唐揚げはえびの風味たっぷりで、お酒によく合います。
白えびのお刺身、またまた奮発してしまった・・・
唐揚げもいいけれど、刺身だとさらに風味がぎゅっと濃縮されていました。
普段はビール党ですが、この日はハイボールで楽しみました♪
しこたま呑んだので、宿に帰ってからすぐに夫がバタンキューしたのは言うまでもありません。
富山のホテルは最上階に大浴場があるので、疲れた体を伸ばして入れるので随分体が楽になりました。
浴場にコインランドリーがあったので汚れ物も片付けられて、一石二鳥です。
4月18日(土)
早いもので、旅行も最終日。
まずはホテルの朝食バイキングで腹ごしらえ。
あ~あ、また朝っぱらからこんなに食べて・・・。
朝食バイキングはこのホテルの売りのひとつで、富山の食材を使った朝食が楽しめるバイキングです。
朝からほたるいかや白エビのマリネが食べられるなんて、最高です。
部屋に戻って荷物を片付けて宿をチェックアウトし、最終日は富山観光です。
富山といってもかなり広いので効率的に観光するため、前日に観光案内所で情報を仕入れました。
まずは、富山湾に面した岩瀬という街に向かいました。
江戸・明治時代に北前船の寄港地として栄えた港町で、歴史的建造物などが残されており情緒漂う街並みが印象的です。
富山港展望台に上ると、港や岩瀬の街を一望できます。
天気が良ければ、立山連峰や能登半島も見られるそうです。
次は、富山港からほど近い、北前船廻船問屋 森家のお屋敷を見学。
日本海での北前船による交易で財を成した廻船問屋のひとつが森家で、この建物は平成6年に国の文化財に指定されました。
お屋敷が広いのはもちろんですが各所に重厚さが感じられ、当時の豪商の財力がはっきりと分かる建造物でした。
岩瀬エリアは歴史的建造物をリノベーションして、店舗などに利用されています。
これは北陸銀行の店舗ですが、土曜日だったため営業中の様子は分かりませんでした。
このエリアはよく見ると電線がないのですっきりしていますね。
和の情緒を楽しんだひと時を過ごしました。
岩瀬エリアの観光を楽しんだ後は、富山駅へ戻ります。
富山駅~岩瀬間はポートラムと呼ばれる路面電車を利用しました。
ポートラムとは、富山駅北口から岩瀬浜を約24分で結ぶ路線です。
車両は白を基調とした7色のカラー(虹色)が使われており、バリアフリーで乗り心地も最適でした。
さてさて、市内観光の前にどうしても行きたい所があったので夫に無理を言って一緒に行ってもらいました。
ご存じの方も多いと思いますが、富岩運河環水公園内にあるスターバックスコーヒー。
富山まで来て、なぜスタバ??と夫は思っていたそうですが、ここは“世界一美しいスタバ”なのだそうです。
富岩運河環水公園とは、昭和の始めに作られた富岩運河の一部を利用し、水辺空間の豊かさを大切にして整備された公園。
スターバックス富山環水公園店はまさにこの中にある店舗です。
全面ガラス張りで公園の景色が一望でき、テラス席からは水辺をわたる風ややってくる鳥のさえずりなども聞くことができます。
テラス席は強風が吹くこともあるので、ご注意あれ。
昼間もいいですが、公園がライトアップされる夜に行くのもおすすめ。
公園のシンボル、天門橋。
天気がよくて気持ちよかったのですが、あちこち歩き回ったせいで午前中なのにすでに足がパンパンに。
徒歩で富山駅まで戻り、市内観光へ。
市内観光は市内軌道線と呼ばれる市内電車を利用しました。
5~10分間隔で中心市街地を走る非常に便利な路面電車です。
この日も一日乗車券で何度も路面電車に乗りましたが、いろんな車両があって楽しかったです。
富山まちなか岩瀬フリーきっぷは820円で、市内電車、ポートラム、地鉄バスの280円区間が乗り放題。
こちらは最新式の電車ですが、レトロ電車と呼ばれる車両も走っていました。
運よくレトロ電車に乗れたので、車内をパチリ。
富山は薬売りで有名ですが、市内には薬関係の観光名所もありました。
その中の一つ、薬種商の池田安兵衛商店に行きました。
看板もレトロですね~。
店内では有名な「越中反塊丹」や漢方薬、野草茶やハーブティーなども販売されています。
木製の「丸薬機」を動かして丸薬づくりをする様子を再現しています。(薬のような黒い物体は本物ではない)
うまくすると体験させてもらえるかも?
歩き回ってお腹も空いてきたので、ご当地グルメの富山ブラックラーメンを頂くことに。
噂には聞いていましたが、本当に真っ黒ですね・・・
るるぶによると、戦後、労働者の塩分補給や客が持ち込んだ白飯のおかずとして濃い味付けの中華そばが生まれたとのことで、基本的には塩辛い味付けのようです。
このお店のメニューではブラックラーメンとは書かれておらず、たしか煮玉子ラーメンという表記でした。
運ばれてきてまずスープを一口すすると、とてもマイルドな味付けで見た目とのギャップに驚きました。
塩辛さは感じられず、魚のだしの味が強めでしたが飲みやすいスープでした。
麺は中太のちぢれ麺で、スープによく絡んで美味しかったです。
他のお店のはもっと塩辛いスープが主流のようですが、初心者には入りやすいラーメンでした。
富山観光も終盤に入ります。
富山市役所の展望台に上り、今度は市内を一望しました。
午後になると立山連峰を見ることができました。
中央にあるお城は富山城です。
さすが県庁所在地の市役所だけあって立派な建物です。
ちなみに午前中の富山港展望台も市役所展望台も無料です。^^
最後の観光は、富山城のふもとを流れる松川遊覧船に乗車しました。
岸には桜の木がたくさん植えられていて、お花見の季節はとても綺麗だったと思います。
ただ、今年は桜の時期はとっても寒かったそうです。
遊覧船は松川にかかる由来のある7つの橋をめぐるコースです。
これは桜橋といって、国の文化財になっています。
写真ではちょうど路面電車が走っていますが、セントラムと呼ばれる市内を28分で一周する環状線です。
この橋には富山の名産であるギヤマン(ステンドグラス)がはめ込まれています。
こちらも富山の名産のガラスがはめ込まれており、立山連峰を模したデザインになっているそうです。
岸にアオサギくんを発見。
あんまり動かないので剥製?と思いましたが、この後向かい側の岸へ飛んでいきました。
時間も夕方になりひととおり観光も終わったので、路面電車で富山駅へ向かいました。
新幹線はもっと遅い時間の切符を取っていましたが、空席があったので少し早い新幹線に変更しました。
駅に隣接したとやマルシェでお土産を買い、18時台の新幹線に乗り込みました。
ちなみにとやマルシェは富山だけでなく金沢のお土産も買えるのでとっても便利♪
もちろん駅のホームで駅弁&ビールを買うのも忘れません。
普通の幕の内っぽいですが、かまぼこやます、昆布巻きなど富山の名物が入ったお弁当でした。
今回は全部自分たちで計画したのですが、意外にうまくいったと思います。
各地の観光案内所と一日乗車券が大活躍でした。
どこも観光に力を入れているので、案内所の方もとても親切でした。
次回はいつになるか分かりませんが、輪島や能登、それに黒部もぜひ訪れたいです!
とにかくよく歩きましたが、楽しい旅行になりました。^^
北陸旅行、お疲れ様でした。
昔ながらのレトロな雰囲気と、現在のリアルな街の様子が
よく伝わってきました。
おいしい食材も魅力ですね!
大人の旅プラン、とても素敵です。
自分が行くことになったら、いろいろ参考にさせてもらおうと思います^^
by くまなお (2015-05-05 16:12)
良い旅でしたね。
個人旅行ならではのプランで、読んでいて行きたくなりました。
うちの義母も義妹と金沢へ母子旅を先日していましたが、個人旅行向きではない二人が個人旅行をしたので(笑)お土産話が何にもありませんでした・・・。
食事が合うご主人との旅は気疲れせずに楽しめたと思います。
私も行きたいな~
by rika (2015-05-15 12:01)
くまなおさん
夫が急きょ代休を取ったので慌てて計画しましたが、金沢・富山とも見どころ満載で行く所に困ることがありませんでした。
金沢は独身の頃に行ったことがあるのですが、その時よりさらに発展しており驚きました。
今回はグルメも堪能しましたが、とにかくお魚が美味しかったです♪
もう一度訪れたい街のひとつになりました。
by カオリン (2015-05-16 11:51)
rikaさん
全部おまかせで連れて行ってもらえるバスツアーと違って自分たちで計画するのが大変ですが、その分自由に楽しむことができました。
夫とは途中雰囲気が悪くなることもありましたが、ひどい喧嘩もせずに無事に3日間を過ごすことができました。
開通したての北陸新幹線、よかったですよ♪
リョウ君も乗ったらすごく喜ぶと思います。
by カオリン (2015-05-16 11:55)
★tai-zouさん
ソニックマイヅルさん
wattanaさん
旅爺さんさん
ちゃるこさん
Hideさん
昆野誠吾さん
いっぷくさん
assimaneさん
kammiさん
やっしさん
poohさん
Ujiki.oOさん
okin-02さん
ネオ・アッキーさん
ribonribonさん★
nice!ありがとうございましたm(__)m
by カオリン (2015-05-16 11:58)
足立sunnyさん、nice!ありがとうございましたm(__)m
by カオリン (2015-05-17 10:47)