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小さいおうち/大統領の執事の涙 [映画]

前回の記事ではたくさんのnice!やお祝いコメントなど、本当にありがとうございました。
先日高校の卒業式も終わり、子育ても終わりなのだなぁと、感慨にふけっている毎日です。

娘の受験などもありましたが、そんな中しっかりと映画鑑賞はしておりました。


小さいおうち


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この映画で女中役・タキを演じた黒木華さんがベルリン映画祭で銀熊賞を受賞されました。
激動の昭和時代を生きた一人の女性をひたむきに演じられていたのが印象に残りました。
さらに印象的なのが“小さいおうち”の奥様・時子役の松たか子さん。
好きな女優さんの一人ですが、貞淑な奥様が一人の男性の出現によって心が乱されていく過程を丹念に演じられていたと思います。
男性の下宿に行くためよそ行きの着物に着替える時に自分で帯を結ぶシーンがあったのですが、表情が非常に艶めかしく、見ているこちら側がドキドキ。
男性に逢いに行くという高揚感だけでなく、道ならぬ恋の背徳感などがない交ぜになったような表情に見えました。
東京に本格的に戦争がやってくるちょっと前の話で、意外に庶民は普通に暮らしている様子が、嵐の前の静けさを予感させていました。
現代のタキが当時を思い出しながらストーリーは展開していくのですが、タキの親族役の妻夫木くんと時子の息子さんとの交流など、胸にグッとくるものがありました。
反戦映画ではなく、家族や人との繋がりを描いた、素晴らしい映画でした。


大統領の執事の涙


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黒人の執事が仕えた代々の大統領との秘話が語られるのかと思いましたが、どちらかというと彼の家族の物語が軸になっていました。
黒人差別が当たり前だった時代に必死で実を起こし、大統領の執事にスカウトされる主人公。
白人に好まれる黒人を演じる父親とは対照的に、黒人の権利を勝ち取るために命がけで戦う長男。
国のためにベトナム戦争の兵士になる次男。
多忙な夫への寂しさからか、アルコールに溺れる妻。
すれ違う家族が和解していくさまが、ケネディ暗殺などの事件をバックにして描かれていました。
白人に父親を殺された主人公が、黒人のオバマ大統領誕生を見届ける場面は感慨深かったです。

実在の7人の大統領を俳優が演じているのですが、レーガン大統領の俳優さん、どっかで見たことがあると思ったら、ハリポタのスネイプ先生でした。
ケネディが軽薄そうに見えたのが残念です。
クレジットにマライア・キャリーの名前を発見して一人で小躍りしていました♪


映画の前にルミネ8Fのyusoshi chano-maで、ランチです。


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一汁三菜ランチ(1000円・ドリンクorアイスクリーム付)

肉と魚があるのですが、この日はお肉をオーダー。
チキン南蛮と卵焼き、ごぼうサラダと豚汁。
ごぼうサラダには鶏のささみが入っていました。
今度参考にして作ってみよう。
豚汁も根菜たっぷりで美味しかったですが、七味が喉に直撃して咳き込みました(^_^;)




 
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