6月の映画 [映画]
昨日から7月。
早いものでもう半年も経ってしまいましたね。。。
やりたいことが色々とあって更新のペースが著しく落ちています。
先月中にUPしたかった記事もあったのですが、とうとう月をまたいでしまいました。
先月観た映画、2本紹介します。
1本目は「告白」
<あらすじ>
2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。共演に岡田将生、木村佳乃。(eiga.comより)
原作も読んでいたので、どんな風に映像化されるかとても楽しみにしていました。
それに私の好きな若手三大女優・松たか子さんが主演なので。
罪と罰、命の重さ、少年法、いじめ・・・いっぱいいっぱい考えさせられる内容でした。
映像の陰影や音楽の使い方などはとても面白かったのですが、観終わってからグッタリ。
かなりブルー入りました。
小さな女の子を真冬のプールに投げ落とすという罪。
簡単に人を殺害してしまう少年。
ターゲットをジワジワと集団で追い込む、学校でのいじめ。
そんな少年に遺族の心を汲むような罰を下せない現在の少年法。
森口は少年法に限界を感じたから復讐をしたのでしょうか?
それとも本当の意味での更正を求めたのでしょうか?
原作と同様にラストもバッサリ、救いのない終わり方だったので私には分かりませんでした。
ぜひ森口の本音を聞いてみたいものです。
松さんはもちろん、新しい担任の寺田を演じた岡田将生くんのKY教師ぶりも見もの。
印象に残ったのが、HRの教室の陰鬱さと外で中学生が水しぶきを上げながら走る明るい映像の
対比。
とにかくいろんな意味で記憶に残る映画でした。
2本目は「孤高のメス」
<あらすじ>
医師の大鐘稔彦のベストセラー小説を、「クライマーズ・ハイ」脚本、「フライ,ダディ,フライ」の成島出が映画化した医療ドラマ。主演に成島と3度目のタッグとなる堤真一、 共演に夏川結衣、吉沢悠、中越典子ほか。地方都市にあるさざなみ市民病院に赴任してきた外科医の当麻鉄彦は、保身のための無責任な手術や患者のたらいまわしを繰り返すその病院で、患者を第一に考えた処置で淡々と手術をこなしていく。そんな当麻の姿勢が、大学病院や医療事故への恐れから停滞していた病院を少しずつ変えていくが……。(eiga.comより)
私が勝手に「’64年生まれの三大俳優」と呼んでいるうちの一人、堤真一さん主演の医療ドラマ。
↑の写真、顔がマスクでほぼ隠れちゃってるにも関わらず、ステキです。^^
当麻先生の影響で病院も徐々に変わっていって良かったね~、と思いきや脳死肝移植という当時は
禁止されていた手術をするかどうかの厳しい瀬戸際に。
下手をすれば殺人罪で告訴されるかもしれないのに、彼の思いは「患者を救いたい」というただ一つ。
それに比べて大学病院から来た医師たちは手術をマスコミにリークするという妨害を。
確かに当時は法整備はされていなかったのですが、それならそれで正々堂々と議論してほしい
ものです。
彼らは当麻先生に嫉妬を覚えていたのかもしれませんね。
男の嫉妬って意外と怖いものです。
ストーリーはオペ室の看護婦・浪子(夏川結衣さん)の視点から進んでいきます。
当麻先生のレベルの高いオペを見て、自分も先生に近づこうと努力する。
それがだんだんと当麻先生に対する思慕に代わる気持ちがよく理解できました。
すぐにベタベタとくっつくのではなくて、淡い恋心というのが逆に良かったです。
結局移植手術が原因で当麻先生は病院を去るのですが、二人の別れのシーンに
涙が溢れそうになりました。
先生が浪子に「あなたは最高のナースです」と言っていたように記憶しているのですが、
尊敬している人に言われたら、それだけで生きていけそうな気がします。
昨今の公立病院の経営難を見るにつけ、患者も医師も救われるような政策を早く整備
してほしいと感じました。
★今日は「アウトレイジ」を観てきたのですが、感想はまた後日UPします。
どっちの映画の後だったか忘れてしまいましたが、久々にお外ランチしました。
立川ルミネ8Fのchano-maでデリランチを食べました(前回記事はこちら)
五穀米・おかず3品・味噌汁・ドリンクorアイスクリームのセットで950円。
ご飯はお替りできるようです。
今回のチョイスは・・・
左:肉じゃが、中央:れんこんのはさみ揚げおろし、右:じゃこ梅しょうゆの冷やっこ
映画の後は家に帰ってお昼を作るつもりでしたが、あまりの暑さに断念。
そんな天候だったので、冷やっこがすごく美味しかったです。
じゃこだけでなく、みょうがも載っていてさっぱりと爽やかに食べられました。
この日は一人だったので、カウンターでしばしまったりと過ごしました。
そこがひとりランチのいいところです♪
早いものでもう半年も経ってしまいましたね。。。
やりたいことが色々とあって更新のペースが著しく落ちています。
先月中にUPしたかった記事もあったのですが、とうとう月をまたいでしまいました。
先月観た映画、2本紹介します。
1本目は「告白」
<あらすじ>
2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。共演に岡田将生、木村佳乃。(eiga.comより)
原作も読んでいたので、どんな風に映像化されるかとても楽しみにしていました。
それに私の好きな若手三大女優・松たか子さんが主演なので。
罪と罰、命の重さ、少年法、いじめ・・・いっぱいいっぱい考えさせられる内容でした。
映像の陰影や音楽の使い方などはとても面白かったのですが、観終わってからグッタリ。
かなりブルー入りました。
小さな女の子を真冬のプールに投げ落とすという罪。
簡単に人を殺害してしまう少年。
ターゲットをジワジワと集団で追い込む、学校でのいじめ。
そんな少年に遺族の心を汲むような罰を下せない現在の少年法。
森口は少年法に限界を感じたから復讐をしたのでしょうか?
それとも本当の意味での更正を求めたのでしょうか?
原作と同様にラストもバッサリ、救いのない終わり方だったので私には分かりませんでした。
ぜひ森口の本音を聞いてみたいものです。
松さんはもちろん、新しい担任の寺田を演じた岡田将生くんのKY教師ぶりも見もの。
印象に残ったのが、HRの教室の陰鬱さと外で中学生が水しぶきを上げながら走る明るい映像の
対比。
とにかくいろんな意味で記憶に残る映画でした。
2本目は「孤高のメス」
<あらすじ>
医師の大鐘稔彦のベストセラー小説を、「クライマーズ・ハイ」脚本、「フライ,ダディ,フライ」の成島出が映画化した医療ドラマ。主演に成島と3度目のタッグとなる堤真一、 共演に夏川結衣、吉沢悠、中越典子ほか。地方都市にあるさざなみ市民病院に赴任してきた外科医の当麻鉄彦は、保身のための無責任な手術や患者のたらいまわしを繰り返すその病院で、患者を第一に考えた処置で淡々と手術をこなしていく。そんな当麻の姿勢が、大学病院や医療事故への恐れから停滞していた病院を少しずつ変えていくが……。(eiga.comより)
私が勝手に「’64年生まれの三大俳優」と呼んでいるうちの一人、堤真一さん主演の医療ドラマ。
↑の写真、顔がマスクでほぼ隠れちゃってるにも関わらず、ステキです。^^
当麻先生の影響で病院も徐々に変わっていって良かったね~、と思いきや脳死肝移植という当時は
禁止されていた手術をするかどうかの厳しい瀬戸際に。
下手をすれば殺人罪で告訴されるかもしれないのに、彼の思いは「患者を救いたい」というただ一つ。
それに比べて大学病院から来た医師たちは手術をマスコミにリークするという妨害を。
確かに当時は法整備はされていなかったのですが、それならそれで正々堂々と議論してほしい
ものです。
彼らは当麻先生に嫉妬を覚えていたのかもしれませんね。
男の嫉妬って意外と怖いものです。
ストーリーはオペ室の看護婦・浪子(夏川結衣さん)の視点から進んでいきます。
当麻先生のレベルの高いオペを見て、自分も先生に近づこうと努力する。
それがだんだんと当麻先生に対する思慕に代わる気持ちがよく理解できました。
すぐにベタベタとくっつくのではなくて、淡い恋心というのが逆に良かったです。
結局移植手術が原因で当麻先生は病院を去るのですが、二人の別れのシーンに
涙が溢れそうになりました。
先生が浪子に「あなたは最高のナースです」と言っていたように記憶しているのですが、
尊敬している人に言われたら、それだけで生きていけそうな気がします。
昨今の公立病院の経営難を見るにつけ、患者も医師も救われるような政策を早く整備
してほしいと感じました。
★今日は「アウトレイジ」を観てきたのですが、感想はまた後日UPします。
どっちの映画の後だったか忘れてしまいましたが、久々にお外ランチしました。
立川ルミネ8Fのchano-maでデリランチを食べました(前回記事はこちら)
五穀米・おかず3品・味噌汁・ドリンクorアイスクリームのセットで950円。
ご飯はお替りできるようです。
今回のチョイスは・・・
左:肉じゃが、中央:れんこんのはさみ揚げおろし、右:じゃこ梅しょうゆの冷やっこ
映画の後は家に帰ってお昼を作るつもりでしたが、あまりの暑さに断念。
そんな天候だったので、冷やっこがすごく美味しかったです。
じゃこだけでなく、みょうがも載っていてさっぱりと爽やかに食べられました。
この日は一人だったので、カウンターでしばしまったりと過ごしました。
そこがひとりランチのいいところです♪
今日は「おいしいもの」はないのかな、と思っていたら、
「続き」にありました^^
「クライマーズ・ハイ」は日本の友人が送ってくれたのを読みましたが、とても読み応えのある小説でしたので、映画の方はは知りませんが、定評のある脚本家が映像化したのならきっと素晴らしい作品でしょうね。
残念なのはこちらでは観られないということです(^-^;
by Loby (2010-07-03 02:31)
れんこんのはさみ揚げおろしの盛り付けが粋ですね^^
「若手三大女優」と「’64年生まれの三大俳優」、堪能できましたか?
安易に結論の出せない問題って、ありますよね。
最終的にはバランス感覚みたいなものが、
大切になってくる気がすることが多いです。
でも、物語の中ではなにがしらの結論を見せて、
そして問うて欲しいかな。
by @ミック (2010-07-03 09:37)
ハイ!来ましたァ、、、読みましたァ~♫
by の (2010-07-04 16:24)
先日、「徹子の部屋」に、”堤 真一”さんが、出演されてました。アルバイト?で、大道具で、セットを作っていた事もあるそうです。それも、「徹子の部屋」の・・・。
”北野たけし”に直談判して、ワンカットで映画に出演した話も、面白かったですよ・・・。
私、古い映画やドラマの、”エンドロール”チェックには、自信が有ります。
by chal (2010-07-04 23:53)
映画で後味が悪いと、頭の芯が痛くなりますよね・・・(>_<)
でもアフターランチで、元気回復ですね♪
ヘルシーですし、アイスクリームもついて950円はいいですね~^^
by くまなお (2010-07-05 12:34)
「告白」・・・私も見たいと思っています。
でも・・・後味悪いのですか・・・(´゜艸゜)∴
かなり重い映画のようですね。
堤真一さん主演の医療ドラマは知りませんでしたが、
カオリンさんのブログを読んで、見てみたくなりました。
堤真一さんはシブいですよね^^
by botamochi (2010-07-05 16:59)
Lobyさん
「クライマーズ・ハイ」小説同様に、見ごたえのある映画でしたよ。
日本の映画はブラジルでは観ることができないのでしょうか?
by カオリン (2010-07-07 15:41)
@ミックさん
小説も同じような終わり方だったので、殺人を犯した少年Aのその後が知りたかったのですが、敢えてそういう終わり方にしたのでしょうか。
かと言って、尾ひれ羽ヒレをつけちゃうと原作の味わいが台無しになるかもしれないし、難しいですね・・・
by カオリン (2010-07-07 15:43)
のさん
お読みいただきまして、ありがとうございました。m(__)m
by カオリン (2010-07-07 15:45)
chalさん
徹子の部屋の時間ってあまり家にいないので、出演されているなんて全然知りませんでした。
見たかったのに~。。。
関西の出身なので、話すととても面白い方なんですよね。
私も昔の映画やドラマのエンドロールで、「あっ、この人がこんな役を!」という発見をするのが大好きです。
by カオリン (2010-07-07 15:48)
くまなおさん
「告白」は見終わった後虚脱感いっぱいで、しばらくそこに座っていたい気分でした。
次回の上映があるから、それはできませんでしたが・・・
アフターランチですが、この日はアイスではなくドリンクにしました。
アイスも美味しいですよ~。
by カオリン (2010-07-07 15:51)
botamochiさん
「告白」は娘も観たいようですが、まだ15歳になっていないのでちょっと無理そうです。
中学生にも観て欲しい映画だと思うのですが・・・
「孤高のメス」はシブい作品ですが、途中ジーンとする場面もあって、終わった後トイレに行って鏡を見たら目が赤くなっていました。(T_T)
by カオリン (2010-07-07 15:55)
★taro-chibiさん
prostさん★
初めまして、ご訪問&nice!をありがとうございました。m(__)m
by カオリン (2010-07-07 15:56)
★博多通りもんさん
wattanaさん
xml_xslさん
vientre-dolorさん
Shin,sionさん
ほりけんさん
pokopekoさん
あっこさん
めぇさん
今造ROWINGTEAMさん
レオぱぱさん
dorobouhigeさん
母ちゃんさん
ぷーちゃんさん
ずずみんさん
まっきーさん
kazukazuさん
siroyagi2さん★
nice!ありがとうございました。m(__)m
by カオリン (2010-07-07 16:00)
nachicさん、nice!ありがとうございました。m(__)m
by カオリン (2010-07-08 20:36)
私も「孤高のメス」上映終了直前に見に行ってきました!
シリアスな内容なのかと思いきや、時に笑える場面もあり
堤真一さんだからこそピッタリな役なのではないかと
思いました。都はるみで手術・・・(笑)
by まゆこママ (2010-07-08 23:03)
まゆこママさん
「孤高のメス」確かに堤さんにピッタリの役ですね。
飄々としているところがいいですね。
都はるみを流しながらの手術のシーン、私も笑ってしまいました。
私も全身麻酔で手術されたことがあるのですが、その時も何か音楽とかかけてたのかな~と、今さらながら気になりました。
by カオリン (2010-07-09 18:14)
ちゃるこさん、nice!ありがとうございました。m(__)m
by カオリン (2010-07-15 21:49)