下妻物語

先日「嫌われ松子の一生」のブログを書いたところ「下妻物語」オススメの声が多かったので早速観てみました。
2004年5月公開作品なので、もう3年前の映画なんですよね。

下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉

• 出版社/メーカー: 東宝
• 発売日: 2004/11/26
• メディア: DVD

ロリータ大好きの桃子とヤンキーのイチゴがひょんなことから出会う。
考えられない組合わせの二人が次第に友情を育んでいくというストーリー。

ホントに面白かったです！
スピード感溢れる爽快な映像が最高。
深キョンはとにかく可愛くって、ロリータ服の似合うこと。
対するアンナちゃんも特攻服をはじめとしたヤンキーファッションを見事に着こなしてました。
女の子の友情モノなんだけど、お互いにベタベタしてないのがいい。
二人ともポリシーを持っていて、いざという時に助け合う関係。
一人の人間として独立しているから、こういう関係が築けるのだろうと思いました。

映画の中では小ネタ満載で笑わせていただきました。
荒川良々をはじめとした、まるでジャスコのTVCMのような映像。
桃子の父・宮迫が昔「ヴェ○サーチ」と「ユニ○ーサルスタジオ」のコラボ服を売ってた（バッタモン）とか。
母・篠原涼子のヘンな大阪弁。
その母が「たかの友梨」のエステティックシンデレラコンテスト？に出場したこと。
イチゴの特攻服の刺繍の漢字が間違ってて、指摘した桃子に逆ギレしたり。
・・・もうここには書ききれないくらい。

樹木希林の桃子の祖母がいい味出してました。
実は昔はヤンキーだったけど、今は孫の桃子に小銭もらって甘えてる。
でもたま～に桃子に含蓄のあることを言ってあげたりなんかする。
「お前の器は大きくはないけど、きれいな器をしている」。
心に残ったセリフでした。

クライマックスでイチゴを助けるために、大事な仕事を投げ打って助けに行く場面。
桃子のお気に入りのブランドの社長さんからデザインを頼まれてて、その日が約束の日。
祖母から借りたスクーターを飛ばしてイチゴの元へ向かう桃子。
その後に衝撃の映像が！！
せっかくのロリータ服を汚してまでイチゴを助ける二人の友情に感動！

小ネタもうまい俳優さん達がするからウケるんだと実感しました。
阿部サダヲとか、生瀬勝久とか良々くんとかみんな「さすが！」です。
なんでこの映画、映画館で観なかったんだろうか？？
それはともかく、笑ったりちょっとほろっとしたりと、とても楽しい時間でした。

コメント 4

深キョンのゴスロリ、いいですよね。
下妻物語に出た後、写真集を出していたのですが、その写真集を買ってしまう程、「下妻物語」は好きです。
アンナちゃんはこの時、初めて見ました。
ド迫力とドスピード感＾＾！
好きな事を仕事にしなかったり、
友情も、普通でいうところの友情とはちょっと違う。
私は祖母が桃子に原チャリを貸すところも好きでした。
まあ、細かいところを言っていたらきりがない程、好きなシーンだらけです。
その頃見た映画の中では郡を抜いていました＾＾V
by ミック (2007-06-29 01:54) 

さっそくご覧になったのですね(^^)
友人達と「松子観に行きたい！」と盛り上がっていた時
「下妻面白かったよ♪」という話になり
ＤＶＤを回していました～。
深キョンのロリータかわいいですよね♪
荒川良々さんが出ていると釘付けになります＼(*T▽T*)／
by tomotomo (2007-06-29 22:40) 

ミックさん
深キョンは似合わない人が着るととんでもないことになるロリータ服を見事に着こなしてました。
＞好きな事を仕事にしなかったり
「私はBABYの洋服の一ファンでいたいんです」ってセリフ、すごくカッコイイなぁって思いました。
個性的な役者さんばかりでしたが、その中で樹木希林さんがきちんと締めているのが良かったです。
阿部サダヲの髪型は「ありえない～」と大笑いでした。
欽ドンの「わるお君」を思い出しました。
by カオリン (2007-06-29 22:49) 

tomotomoさん
だいたいの映画はどこかで「つまんないなぁ」ってストーリーが中だるみする所がありますが、「下妻」は全然それがなかったです。
深キョンはロリータ服がよく似合います。
良々くんはいい人なんだか悪い人なんだかよく分からない役が多いのですが、なぜか見ている人を惹きつける不思議な魅力がありますね。
by カオリン (2007-06-29 22:52)