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北のカナリアたち/のぼうの城 [映画]

毎日、寒いですね。。。
夕方ストーブに当たりながらニュースを見ていたら、緊急地震速報が。
ものの10秒もしないうちに大きな揺れに襲われました。
激しい横揺れでとっても怖かったです。
特に大きな被害もなく、津波警報も解除されたようでとりあえず一安心。
今日は映画を観に行っていたのですが、早目に帰ってきてよかったです。

いまだに動揺がおさまらないのですが、とりあえず先月観た映画のレビューを。


北のカナリアたち

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<あらすじ>
湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」(幻冬舎刊)に収められている「二十年後の宿題」を原案に、吉永小百合主演、阪本順治監督で描くヒューマンサスペンス。日本最北の島・礼文島と利尻島で小学校教師をしていた川島はるは、ある事件で夫を失う。それをきっかけに島を出てから20年後、教え子のひとりを事件の重要参考人として追う刑事の訪問がきっかけとなり、はるはかつての生徒たちに会う旅へ出る。再会を果たした恩師を前に生徒たちはそれぞれの思いを口にし、現在と過去が交錯しながら事件の謎が明らかになっていく。脚本を「北の零年」の那須真知子が担当。撮影は「劔岳 点の記」の木村大作。


吉永小百合さんの映画をちゃんと観たのは「源氏物語」以来かな。
若手女優が束になってかかっても敵わないようなオーラが流れていました。
菩薩のような存在の先生にも、夫以外の男性を好きになった過去がある。
教え子たちもそれぞれの事情を抱え、先生に対する思いも各自さまざまである。
そんな思いを乗り越えて先生と教え子が合唱するシーンは、彼らのわだかまりが解けて一つになったような感じさえ受けました。
ただ、その後の教え子との港での別れのシーンのセリフがくどくて残念でしたね。
とかいって、私の涙腺が崩壊していましたが・・・歳のせい?

男性陣では恭兵サマ×トオル君→あぶ刑事ではなくて、恋敵でした。
トオル君と小百合さんのラブシーンはちょっと無理があったような。
恭兵サマは、病を抱えたストイックな夫を渋~く演じられていました。
刑事役の石橋蓮二さんが飄々としていい味を出されていましたね。
里見浩太郎さんが小百合さんのお父さんというのは、どうなのだろう?
キャスト以外では、北海道の大自然の美しさや厳しさに目を奪われました。


・のぼうの城

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<あらすじ>
第29回城戸賞を受賞した和田竜による脚本「忍ぶの城」を、「ゼロの焦点」の犬童一心監督と「ローレライ」の樋口真嗣監督が共同でメガホンをとり映画化。主演は野村萬斎、共演に佐藤浩市、成宮寛貴ほか。舞台は武蔵国忍城(埼玉県行田市)。“のぼう様(でくのぼうの意)”と領民から慕われる城代・成田長親は、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍を指揮した石田三成の水攻めに、わずか500人の兵で対抗する。


今年の初めにこの映画の舞台となった忍城を訪れたので、公開されるのを楽しみにしていました。
(その記事はこちら)
水攻めのシーンの関係で公開が延期になったのですが、実際観てその理由に納得です。
実際に経験していない私でも、かなり怖かったですね。
平常時なら迫力満点なのですが、あれだけの災害だったので平常心で観るのは難しいです。

なんといってもこの映画は、「野村萬斎ありき」でしょう。
声の張り、所作の美しさは他の俳優さんとは段違いだと思いました。
特に敵の目前で田楽を踊るシーンは、劇場で踊りを見ているような錯覚にとらわれました。
佐藤浩市さんとの絡みも面白かったですね。
ただ、ストーリー的にはナレーションでの説明が多く、昔の時代劇然した作りだったのが残念。
のぼう軍のチームワークの良さで大軍勢に健闘しますが、北条の城が落ちてしまい、そこでジ・エンド。
下っ端の悲しいところですな。。。
面白い映画ではありましたが、非常に残念なのがバックの音楽の音量が大きすぎて聞き取りづらいセリフが多々あったこと。
TVドラマではよくあるのですが、お金を払って観ている映画だとガッカリします。。。


狭い席で長時間映画を観ていたら、座っていただけなのになぜか足が痛い。
喉も乾いたので、カフェでお茶にしました。
ランチでよくお世話になる、髙島屋2Fのフレディカフェに行きました。

夫はこういう店にはほとんど行かないので、かなり戸惑っていた様子。
悩みに悩んで決めたのが


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アップルパイ仕立てのフレンチトースト。
(っていう名前だったような・・・)
トーストの個数によって値段が変わるのですが、今回はMサイズに。
フレンチトーストは細いフランスパンで、かわいく積み上げられていました。
アラフィフのおっさん殿方が食べるには可愛らし過ぎる?
フランスパンで作られているので、シナシナしてないのがいいですね。
一口もらいましたが、一緒に添えられた林檎のコンポートが美味しかったです。


私はこの店一番人気のかぼちゃプリンを頂きました。


        PAP_1010.JPG

滑らかでかぼちゃのほのかな甘さがとっても美味♪
たまにランチのミニデザートで添えられているのですが、いつも「もっと食べたいな」と思っておりました。
お皿のデコも可愛くて、目も舌も満足です。

ホントはお茶だけのつもりだったのですが、ついついデザートも食べちゃった。(^_^;)




    
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