火天の城：Sunny Days：SSブログ

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火天の城　[映画] [編集]

ここ数日、めっきり涼しくなりましたね。
うすい掛け布団で寝ていたら明け方寒くて目が覚めたので、昨夜から羽毛布団を出しました。
おかげでよく眠れます。

今日も朝から冷たい雨が降りしきる１日でした。

あまりお出かけ日和ではなかったのですが、映画鑑賞に行って参りました。

「火天の城」を見てきました（公式HP）
　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　パンフレット、でかいっす・・・

＜あらすじ＞
山本兼一が戦国時代の名工・岡部又右衛を描き、第11回松本清張賞を受賞した同名小説を映画化。主演は西田敏行、共演に大竹しのぶ、椎名桔平、福田沙紀ほか。天正4年、熱田の宮番匠・岡部又右衛門は、織田信長から安土に五重の城の建設を命じられる。又右衛門は即座にその命を即座に引き受けるが、城造りを指揮する総棟梁の座を名だたる番匠たちと競うことになってしまう。総棟梁の座を掴むため、城の図面作りに没頭する又右衛門だったが……。（eiga.comより）

題材的に観客の年齢層が高かったですねぇ。（自分だけ若いように言うなって??）
予告編で見て気になっていた映画です。
西田敏行さんや大竹しのぶさんなど、役者さんの力が出た映画ですね。
信長が施主で、又右衛が建築士みたいな関係になるのでしょうか。
施主の気まぐれで(?)安土城建築コンペが開かれることになるのですが、その場面がとても面白かったですね。
競った3人のうち、2人は信長の希望した吹き抜けを作ったのですが、又右衛はそれを拒否。
信長の要望を断ったら自分の命も危ないかもしれないのに・・・
ただ施主の言うがままに従うのではなくそこに住まう人の命まで気遣うところに、又右衛の自分の仕事への気概を強く感じました。
前半はワクワクしながら見ていましたが、中だるみする部分も。
途中から人間ドラマが多すぎて、城が完成するまでのスケール感が少なかったように思います。
パンフレットには「戦国時代のプロジェクトX」とありましたが、そこまでじゃなかったかも。
仕事に没頭するあまり家族を顧みないというのは、現代にも通じるところでしょうか。
ラスト近くで、城の柱が壊れるというピンチを仲間達の団結で乗り越えるところには感動。
その割にラストはあっさりと終わってしまいました。
城が築城されるまでたくさんの人命の犠牲がありましたが、築城から3年後に焼失するのには、戦国の世の無常を感じました。

かなりシブ目なこの作品を見に行ったのは、信長を演じた椎名桔平サマ目当てです。
最近の信長はエキセントリックに描写されている傾向がありますが、今作は割とｼﾞｪﾝﾄﾙﾒﾝな信長かなぁと。
政治的な部分がほとんど描かれていないからでしょうね。
馬に乗る姿も、西洋っぽいレースみたいなのがビロビロした服を着ていても、とにかくカッコイイです。
もうちょっと出番が多いと良かったのに。。。
邦画はあまりパンフ買わないのですが、桔平サマがでっかく載っていたのでついつい買ってしまいました。

　　　　　　

タグ：映画　火天の城