入院日記（手術当日）

手術当日の日記です。
この時期が一番辛かった・・・
前回よりは少しは参考になると思いますので、良かったら読んでください。

7月29日（入院4日目）

ついに手術の日。
朝6時から浣腸、7時から点滴が開始されました。
朝、病室に主治医の先生が来て「よく眠れましたか？」と聞かれました。
3時間くらいしか寝ていないので、「あまり眠れませんでした」と返答。
体験談を読むと前日に眠剤をもらったという話を聞きますが、そういうのはありませんでした。
10時頃、夫が来たのでお喋りしながら不安を紛らわしていました。
むくみ防止用のストッキングも履いて、準備万端！なのになかなか呼ばれない。
前の手術が長引いているようです。
10：40頃、私の番がやってきました。
病室から手術室までは歩いて移動。
てっきりストレッチャーに乗るのだと思っていたのに。。。
手術室の前で夫にバイバイして、オペ室に入りました。

オペ室はとても綺麗で、たくさんの機械が置いてありました。
なんだか宇宙要塞みたい、冷房が効きすぎてめっちゃ寒い、ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。。。
ベッドに寝かされて、手術前の処置。
まずは硬膜外麻酔、痛み止めの役割を果たします。
背中に管を刺す時に鈍い痛みがありました。
痛いと噂の腰椎麻酔よりは楽でした。
病棟に戻ってからも何日か刺したままにして、傷の痛みを抑えます。
でもこの硬膜外麻酔が後に災難をもたらすとは・・・
次は全身麻酔。
何か点滴みたいなものをされて酸素マスクを付けると、体がフ～ッと重くなりあっという間に夢の中。

「カオリンさん、終わりましたよ」
声を掛けられたので目を開けて正面にある時計を見ると、午後1時過ぎ。
2時間かかったかかからないくらいで終わったみたい。
夫は先生に摘出物を見せられて、説明を受けたそうです。
手術自体は周りの臓器への損傷もなく、比較的にスムーズに終わったとのこと。
摘出物は、子宮より筋腫の面積がかなり広かったらしく、夫は2度ビックリ。
血に弱い夫がその場で失神しなくて良かった・・・
実は私まだ摘出物見てないんだよなぁ、次の診察で写真ぐらいは見たいものです。
摘出物は病理検査へ回されました。
術式は「腹式単純子宮全摘出」だそうです。

手術室を出ると夫と感動の対面（？）。
私の発した第一声は「お昼食べたの？」、手術室の看護師さんに大笑いされました。(^^ゞ
麻酔のせいで頭はボーっとしてるんだけど、気分がハイになってたみたい。
病室に帰っても夫とベラベラ喋っていたくらいで、「意外と楽？」なんて思ったりも。
今日は夫も朝からずっとだったので、早めに家に帰ってもらいました。
この日は終日安静。
というか、足には肺血栓防止のためのフットポンプ、尿管も入っていたので身動きが取れず。
フットポンプがシュポーっと入ると、適度な圧力が足にかかって気持ちイイ♪
酸素マスクだけは夜7時頃に終わりました。
麻酔の影響なのか、体が痒くてたまらなかったけど。
これなら明日は余裕か？と思いましたが、甘い考えでした。（＞＜）

タグ：子宮筋腫　入院　手術

コメント 4

麻酔って、一気に効いてきますよね。
私も、手術室に横たわり、目に入ってくる先生の姿や、照明をみて
「ドラマみたい」と言った次の瞬間には、名前を呼ばれて
麻酔から醒めました。
by rika (2008-08-19 23:00) 

う～ん、昨年の大腸がん摘出手術を思い出しました。私の場合は
６時間掛かったそうです。脊髄に管を入れるってあまりいい気持ちでは
ありませんよね？しかも、３日も入っていましたから・・・。お気持ちお察し
します。
でも、何か事件が？？？なんとも言えません。
by Cyoroshi (2008-08-20 10:58) 

rikaさん
全身麻酔は初めてだったのですが、本当にあっという間の出来事でした。
自分の体がまるで宙に浮いたみたいで、麻酔がかかったときは気持ちよかったのですが、切れた後は気分が最高に悪かったです。
by カオリン (2008-08-21 16:27) 

Cyoroshiさん
6時間とは、大手術だったのですね。
背中の管は3日ほど入っていたのですが、外れやしないかと気になって夜あまり眠れませんでした。
異常に強く引っ張ったりしなければ取れることはないそうなので、私の取りこし苦労だったのですけどね。(^^ゞ
by カオリン (2008-08-21 16:32)